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摩耶(マヤ)観光ホテルのツアーでの行き方の情報を教えちゃうぞ

摩耶(マヤ)観光ホテルはかつて神戸に存在したホテル。
1993年から廃墟となっておりホテル跡は廃墟好きには聖地ともいえる場所になりました。
でも今、摩耶ホテルを近くで見学するにはツアーでの参加が必要です。
今回は摩耶(マヤ)観光ホテルのツアーでの行き方の情報をお伝えします。

 

摩耶(マヤ)観光ホテルのツアーでの行き方

摩耶(マヤ)観光ホテルとは

ツアーの説明の前に廃墟の女王と称される「旧摩耶観光ホテル」の歴史について軽く触れておきましょう。

廃墟好きな人間にとっては常識的なことばかりかな?

摩耶(マヤ)観光ホテルは神戸の摩耶山の中腹に存在していたホテル。

ホテルとしては1970年には閉鎖されており、その後学生センターとして利用されていました。

1995年の阪神淡路大震災以降は倒壊の危険性もあり中に入ることは禁止されています。

 

これ以降、基本立ち入り禁止となりホテルに通じていた登山道も通行禁止になっています。

摩耶観光ホテルはコンクリート作りの建物でその雰囲気は軍艦のように見えるため

「軍艦ホテル」

とも呼ばれているようです。

またこのホテルが建てられたのは1929年(昭和4年)ということもありノスタルジックな感じがあります。

長崎県にも軍艦島(端島)がありますが摩耶ホテルも同じ昭和初期のコンクリート製の建物なので雰囲気が非常に似ています。

軍艦島も摩耶ホテルも廃墟マニアには非常に人気のある建物の1つです

関連:軍艦島の行き方と上陸ツアーで見学できるルートと所要時間、建物の中を観るには?

 

映画にも何度か登場しており最近では2016年に劇場公開されたデスノートにも登場しました。

関連:​映画デスノート2016年版の動画を無料でフル視聴する方法をここでだけ紹介!

 

そして2017年より摩耶山の残る史跡や施設を紹介するガイドウォークの中で見学できるようになりました。

ツアーと書くと語弊があるかもしれませんが摩耶山の史跡を説明してくれるガイドウォークとして実施されています。

残念ながら倒壊のおそれがあるので中に入ることができませんが近くまで行き確認することが可能です。

 

現在でも摩耶ホテルは他人の土地であるため、敷地内に無断で入ることは無断侵入であり犯罪行為です。

そのため今回開始されるガイドウォークは近くに行く方法としての唯一の方法になります。

最近は不法侵入も多くもれなくSECOM経由で通報されるようです。

摩耶山ガイドウォークは基本的は月1回なので長崎の軍艦島のような旅行ツアーなども存在しません。

ガイドウォークに申し込みができたら自分で行き方を確認する必要があります。

遠方からの参加であればホテルの確保も必要ですね。

 

 

摩耶山のガイドウォーク参加方法

摩耶山のガイドウォークは月に1回、もしくは2回。

事前に申し込みを行う必要があります。

申込自体は実施予定日の3週間前の13時から予約申込受付が開始されます。

予約サイトはこちらから
→http://www.mayasan.jp/mayaruins/

例えば2017年の9月以降の日程は以下のようになっています。

 9月20日(水)予約受付開始: 8月30日(水)13:00~ 
10月18日(水)予約受付開始: 9月27日(水)13:00~ 
11月15日(水)予約受付開始:10月25日(水)13:00~

定員は20名と非常にすくなく先着順となっています。

しかも1度の申し込みで2名しか申し込めないので要注意です。

子供も1人と数えられ小学生未満の子供は参加できません。

 

2017年3月から事前申し込みが開始されましたが非常に競争が激しく申し込みを完了させることが難しいんです。

開始早々1分という状況です。

現在でも開始直後に予約が終了するという状態が続いていますね。

ガイドウォークの行われる日程は平日の水曜日。

そのため予約受付日の平日の13時なんですね。

それでも競争が激しいのでせめて抽選に変更してもらいたい気もします。

 

現在、摩耶観光ホテルの保存に向けてクラウドファンディングが行われています。

→https://readyfor.jp/projects/mayakankohotel

文化財として登録されれば

ガイドツアーの回数も増えてくれるかなという期待があったりします。

 

 

摩耶山のガイドウォークの行程と参加料金

ガイドウォークの詳細は以下のようになっています。

13:00 摩耶ケーブル駅集合(12:50より受付開始)に
13:10 摩耶ケーブル乗車 
13:20 摩耶ロープウェー虹の駅構内にてパネル説明 
13:30 摩耶ロープウェー乗車 
13:50 掬星台出発 徒歩で天上寺跡~「虹の駅」間のマヤ遺跡見学 
16:00 「虹の駅」解散 
※※解散後、参加章提示でロープウェー区間(虹の駅~星の駅)を往復乗車できます(当日のみ)。 
※小雨決行(携帯カッパの販売あり ¥300)


ガイドウォークの参加料金は1770円

さらにロープウェイ乗車のため別途料金が必要です。

大人:1230円 子供:630円

合計すると大人3000円、子供2400円がガイドウォーク参加の料金となります、

 

 

摩耶観光ホテルの住所とアクセス方法

摩耶観光ホテルを近くで見学できるガイドウォークの集合場所である摩耶ケーブル駅の行き方をまとめておきます。

摩耶ケーブル駅へのアクセス方法はバスでいくことが基本です。

バスへの乗り換えの最寄り駅として以下の3路線が候補になりますね

JR新神戸駅:神戸市バス(18 系統)利用(210円)

阪急六甲駅:神戸市バス(18 系統)利用(210円)

JR灘駅  :さかバス(210円)


ちなみに摩耶ホテルの住所は以下の通りです。

虹の駅は摩耶ロープウェーの駅で摩耶ホテルの最寄り駅(?)になります。

ロープウェーの駅の場合も最寄り駅ってことでいいのかな?

〒657-0801
 兵庫県神戸市灘区五毛丸山53

 

 

摩耶観光ホテルへの行き方まとめ

ということでいかがでしたでしょうか?

摩耶観光ホテルの見学に行くためには現時点では事前申し込みが必要でその申し込みも先着順。

ガイドウォークの実施日も平日。

現時点では非常に参加の難しいものとなっています。

今後軍艦島ツアーのように摩耶観光ホテルも気軽に見学できるようになるといいですね。

 

ちなみに摩耶観光ホテルは決して心霊スポットというわけではないです。

歴史が古くコンクリート製の建物で廃墟になっていればどこでも心霊スポットなんて言われますからね。

 

また摩耶観光ホテルをYouTubeで検索すると不法侵入した動画が多数存在しています。

私も廃墟が好き、美しい、軍艦島も建物に近寄りたいって思うタイプですが違法行為はどうかなと。

軍艦島と違って意外と簡単に近くまで行くことができるというのもあるんですけどやっぱりルールは守ってほしいですね。

ちなみに今は館内に監視カメラが設置されてセコムがチェックしているので不法侵入はもれなくで逮捕されちゃうので止めましょう。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。