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スマホ乗り換え.comで自宅にいながらガラケーにMNPしてみた手順と感想

スマホ全盛なこの時代でもまだまだガラケーで十分って人もいますよね。

私もその1人。

今回はケータイ乗り換え.comでガラケー契約すると月302円になる!ということなので実際にガラケー2台をNTTドコモからMNPしてみました。

契約の流れや書類など必要な情報を紹介したいと思います。

※この記事は2019年6月の時点での記載になるので問い合わせの時期によっては価格が異なる可能性があるのでご注意願います。

本当に月302円で利用できるのか?

でも本当に月々302円で利用できるのか?って感じですよね。

いくつかの条件がありますのでまずは302円になる条件について説明していきます。

ソフトバンクへの加入が必要になる

スマホ乗り換え.comはソフトバンクへの加入代理店になります。

そのためガラケーの契約はソフトバンクと行うことになります。

意味不明な怪しい会社でないので安心してくださいね。

しかし現在ソフトバンクのガラケーを契約しているとこの恩恵を受けられません。

現在、NTTドコモかauの回線契約を持っている人が対象になります。

OCNやUQモバイルといったMVNOの回線でも大丈夫ですがYモバイルはソフトバンク系列のためソフトバンクの契約の扱いになります。

NTTドコモかauの回線契約を持っている人がソフトバンクにMNPで加入することで実現できます。

MNPとは?

携帯電話番号ポータビリティ(MNP)とは、携帯電話会社を変更した場合に、電話番号はそのままで、変更後の携帯電話会社のサービスをご利用できる制度です。

ガラケー本体を一括払い

月額302円にするための条件はガラケー本体の代金を一括で支払うことが必要になります。

2016年6月1台15,000円での一括での購入が必要でした。

そして選択できるガラケーの種類は以下の3機種

  • DIGNOケータイ2
  • 簡単ケータイ9
  • AQUOS ケータイ3

今回はシャープのAQUOSケータイ3を選択しました。

AQUOSケータイ3は2019年4月にソフトバンクから発表されたガラケー。

2019年の機種といってもなんの変哲もない普通のガラケーです。

ワンセグ機能も付いてます(いらないけど・・・)

DIGNOケータイ2は2017年、簡単ケータイ9は2016年の製品です。

もちろん新品ですけどできるだけ新しい機種の方がいいですよね。

ということでAQUOSケータイ3を選択するのがベストなのは間違いないですね。

AQUOSケータイ3の詳しいスペックは以下。

スマホに慣れていると驚きの軽さです。

専用のプランで申し込みが必要

次は毎月の月額料金が302円になる仕組みについて説明します。

ソフトバンクのスマホでは月々割りがなくなってしまったんですけどガラケーにはまだ割引が付いてます。

しかも通話し放題割というものがあり割引だけで2400円もついています。

その結果、302円という月額料金が実現できているんですね。

しかも5分間のかけ放題の通話し放題ライト変更しなくても大丈夫。

24時間通話し放題で302円。

通話し放題ライトに後から変えることができますが通話し放題割も消えてしまうのでそのままがいいでしょう。

機種代金は最初に一括で購入するので毎月の料金にはかかりません。

その結果以下のような計算になるので毎月302円でガラケーが使用できます。

しかもこの302円の料金で使用できる期間は3年間

4年目からは2400円の割引がなくなるので注意が必要ですね。

4年目からは通話し放題ライトに変えることもできます。

のりかえ価格 月額料金
基本プラン 通話し放題(常に24時間かけ放題)
2,376円/月
ウェブ使用料 324円/月
データ定額S 0円~
月月割 -1320円値引き/月(3年間)
通話し放題割 -1,080円/月(3年間)
ユニバーサル料金 2円
月々の支払額 1年目:302円~
3年目:302円~
4年目以降:2720円~

ガラケーでインターネットはしないからSベーシックパックとデータ定額は不要かもしれません。

でもこのSベーシックパックとデータ定額は解約するの割引が消えてしまうので解約しないことをお勧めします。

そのため契約後はモバイルデータ通信を行わないように設定することでデータ定額Sを0円に抑えることになります。

翌月にオプションの解約が必要

上記の割引を受ける条件として契約時には

安心保障パック(540円)+基本パック(540円で初月無料)

の契約が必要になります。

このオプションは契約完了後すぐに解約することができます。

安心保障パック分の料金は必ずかかるので540円は初月に関してのみかかることになります。

すぐに解約できるのでここだけは注意が必要ですね。

下取りでの追加割引は不可

ソフトバンクでは不要になった端末の下取りで端末代金をさらに割引できたのですが最近はできなくなっています。

そのため今回のスマホ乗り換え.comでの契約時には下取りの割引は利きません。

以前は302円から最大225円引ける可能性もあったのですが2019年6月現在は302円が最安値になります。

MNPにかかる費用

条件がわかったところで実際にMNPするにあたりかかる費用について整理しておきましょう。

NTTドコモでMNP番号を取得して他社に移動する場合にかかる費用として

  • MNP転出手数料 2000円

がかかります。

そして新しい通信会社に入るために事務手数料の3000円がかかります。

  • ソフトバンク加入手数料は3000円

この2つは必ずかかる料金になります。

そして3つ目が重要なんですが解約違約金の存在。

現状のほとんどのガラケーやスマホの契約を持っている人の契約は2年単位です。

解約違約金説明(ドコモの場合)

契約期間は2年間(24か月)とし、お申込み当日から翌月末日まで(ただし、お申込みが1日の場合は、当月末日まで)を1か月目とします。
2年単位の継続利用が条件となり、料金プランの変更、契約変更および解約のお申出がない場合、自動更新となります。

契約満了月の当月、翌月、翌々月を除く3か月以外での解約については9,500円の解約金がかかります。

そのため2年単位の解約月以外での解約には解約違約金がかかるんです。

この金額が高い。でも解約月の期間中に他社へ移れば0円です。

  • 解約違約金 0円もしくは9500円

この解約違約金がかからない解約月は携帯会社に確認するか自分のアカウントからの確認ができます。

MNP番号を取得するために電話するのでそこでも正確に教えてもらうのでまずは電話してみましょう。

あとは端末購入代金の支払いが必要です。

スマホ乗り換え.comの申し込み手順

スマホ乗り換え.comでは実店舗でも乗り換えはできますが店舗が限られているので不便です。

そこで今回は自宅で全て行っていきます。

店舗にはいかないですむし、待ち時間も気にしないですみます。

自分で行う作業は最低限のためとても簡単です。

実際やってみるとほんとに簡単で機械オンチなわたしの嫁さんでもすんなりできました。

MNP番号の取得

まずは今の携帯会社からソフトバンクに電話番号を変えずに移るためにMNP番号というものを取得します。

MNP番号はいまの携帯会社で取得してソフトバンク契約時に伝える必要があります。

MNP番号は携帯ショップでは貰えないので電話します。

MNP番号取得電話番号について以下に記載するので確認してみてくださいね。

ドコモ、au以外のMVNO各社の場合は各社のホームページから番号取得の手続きを行なうことができます。

Web経由でもできますが違約金の確認などもちゃんとしてくれるので電話でMNP番号を取得するのが安心です。(つながるまでに時間がかかるのが気になりますが気長に待ちましょう。)

ドコモの場合:151(無料)→公式ページで詳細確認

auの場合:0077-75470 (無料)→公式ページで詳細確認

MNP番号には有効期限があり取得から2週間です。

この期間内に移転を完了させる必要があるので番号を取得したら手続きをどんどん進めましょう。

ホームページから申し込み

スマホ乗り換え.comのホームページから申し込みをします。

[公式]ケータイ乗り換え.com

以下の画像をクリックして名前や電話番号を入力し問い合わせます。

そして「お問い合わせ内容」に以下の文章を真似してもいいので問い合わせを行います。

ガラケーのAQUOSケータイ3の乗り換え一括プランについて詳細を伺いたいのでよろしくお願いします。

メールで条件を確認

ホームページから相談を申し込むと数日以内に条件が記載されたメールが届きます。

メールに記載された条件をしっかり読んでおきましょう。

上で説明したように端末代金、月々の料金、オプションの条件に問題がないことを確認。

正式申し込みの電話

上で受信したメールには連絡先と担当者名が記載されています。

その番号に電話して正式に申し込みを行なうことを通知します。

電話の中で機種と色を選びます。

色と移動させる電話番号の組み合わせを伝えます。

さらに余計なオプションが付いてくるのですぐに外すことができるという説明と、本人確認書類をどうするのか?などの説明が行われます、

この後で一度テストメールを受信したあとに
同じメールアドレスに正式申し込みのためのメールが送られてきます。

オンラインで申し込み

電話で契約することを通知すると申し込みページへのリンクがメールで送られてきます。

このメールに書かれたリンクをクリックし必要事項を入力していきます。

申し込み内容確認書

契約者情報

名前や住所が正しいことを確認しておきます。
その下にはMNP予定の電話番号が表示されてるのでその番号のMNP番号を入力します。

本人確認情報
本人確認のために免許証や保険証を写真に撮って送ります。写真はスマホで撮影したものでok

保険証のように顔写真のないものは電気料金の請求書など住所の記載されたものを送ります。

うちの場合は嫁は免許証がないので保険証とガス料金のお知らせを写真に撮り送りました。

必要事項を全て入力して申し込み完了です。

ここが、一番手間がかかりますが窓口で延々と時間かけるよりは遥かに短い時間で申し込みが完了です。

端末の受領

申し込み後、3日程度で端末が届きます。

端末は本人限定宅急便で送られてきます。

そのため郵便局からの通知が先にポストに入るので電話して受け取り可能日を伝えます。

この端末を受け取る際に端末代金の支払いが必要になるので準備しておいてくださいね。

通信確認

端末を受け取ったら利用開始手続きを行います。

手続きといっても決められ電話番号に電話するだけ。

自動音声に従って電話番号と4桁の暗証番号を入力するだけ。

書類の返信

通信が確認できたらあとは書類の返信です。

書類といってもこの2つだけ。

  • ソフトバンク料金プラン確認書
  • キャッシュバック利用申し込み同意書

端末本体の価格は4万7250円なので15000円との差額が
キャッシュバックという扱いになっているようです。

名前と同意のハンコを押して完了。

端末と一緒に送られてきている封筒に書類を入れて返信します。

モバイルデータ通信を行わないように設定する方法

データ通信を完全に遮断するためには下記の手順でデータ通信機能をオフにします。

これによりインターネットメールは使用できなくなります。

ショートメッセージは使用可能なので簡単な文字のやり取りはショートメッセージを使う方が安いでしょう。

メニュー → 設定 → ネットワーク → データ使用料 → メールボタン

一覧からモバイルデータのチェックを外します。

アドレス帳の移行

最後にオマケですがガラケーのアドレス帳の移行方法を書いておきますね。

移行元のガラケーの機種により異なるところがあるかもしれませんがそんなに大きな違いはありません。

今回はNTTドコモのガラケーからソフトバンクのガラケーに移動する方法です。