茨城県で行われる、石岡のおまつり
正式名称は常陸國總社宮例大祭(ひたちのくにそうじゃぐうれいたいさい)といいます。
漢字の読みが難しいですねw
お祭りの期間中、3日間で40万人の人出で、盛り上がります。
石岡のおまつりは、関東の三大祭の1つと言われます。
石岡のおまつりの特徴は、神輿や山車だけではなく
幌獅子(ほろじし)というものが市街を練り歩く行列が特徴的です。
幌獅子は獅子舞の頭を1人で舞うという点は変わりないのですが、胴体部分が異なります。
車輪を付けた小屋を作り、胴幕をかけてます。
胴幕の色や獅子頭は、町会によって異なります。
神輿、山車と幌獅子の3つが見られるのは石岡のおまつりならでは。
そんな石岡のおまつりの日程や会場と交通規制など基本的なことをお伝えしますね。。
石岡のおまつりの日程とスケジュールと山車と獅子のルート
この石岡まつりは、昔は敬老の日(9月15日)を中心にした3日間で行われていました。
現在は、敬老の日はハッピーマンデーで3連休になったことから、
敬老の日を最終日とした3日間で行われるようになりました。
2016年は
9月17日(土)、9月18日(日)、9月19日(月)
の3日間で行われます
例大祭だけは神社の重要な神事ですので9月15日固定で行われています。
各日程では各神事が行われます。主な神輿、山車、幌獅子の渡御について日程をお伝えします。
神幸祭 9月17日(土)
初日は、總社宮の御神体が神輿にて年番町の御仮殿へ渡御します。
大神輿を、年番長の町内に用意される御仮殿に渡御します。
年番長は毎年異なり、年番長の町内に御仮殿が用意されます。
お神輿は御仮殿に移動することになるので渡御ルートは毎年異なります。
13:45 幌獅子總揃え
14:00 大神輿出御、供奉行列(ぐぶぎょうれつ)
16:00 大神輿着御
奉祝祭 9月18日(日)
町内のお祭りのメイン日程。
幌獅子の大行列が行われ、夕暮れ後には、山車の大行列が行われます。
暗くなった町に提灯の灯りを灯した山車が練り歩きます。
13:00 明神神輿出御
15:00 幌獅子大行列
18:45 山車大行列
石岡のまつりには27の町内が参加しますが、この幌獅子は町内ごとに異なるんです。
山車は、屋根のない二層~三層建てで,一層が勾欄(こうらん)を巡らせた舞台になっています。
石岡囃子の演奏に合わせ,面を付け衣装を着た踊り手がおどるんです。
一番上には各町内毎にの2mもある人形が飾られています。
こんな山車は石岡のおまつりに12基参加します。
幌獅子大行列、山車大行列は毎年、石岡駅前の大通りにて行われます。
行列を組んで練り歩くのはこの区間ですが、終了後に各山車が各町内に帰っていく途中の景色も見逃せません。
狭い路地を通る提灯の灯りの美しい山車。ぜひ写真に納めてください。
還幸祭 9月19日(月)
石岡のおまつりの最終日。番町の御仮殿より神輿が出御し、神幸祭と同じ供奉行列にて本殿へ還御します。
大神輿が本殿に着御後には還幸祭神事、年番町の引き継ぎが行われます。
行列ルートは、神幸祭と同様に毎年異なります。
14:00 大神輿出御、供奉行列
16:00 大神輿還御
石岡のおまつりの会場、交通規制
石岡のおまつりの会場は、石岡駅の西側で常陸國總社宮との間で行われます。
神輿のルート、幌獅子、山車の渡御ルートは決まっているものも、交通記載は比較的広い範囲で行われます。
交通規制が行われる区間は下記になります。
これは幌獅子や山車が移動するためですね。
規制時間:13:00~21:00(3日間共通)
石岡駅西口前に車が入れる場所がありますが、バス・タクシー専用なので一般車は入れません。
もし、お祭りに車で来場する場合は周辺の駐車場を使用してください
まとめ
石岡のおまつりは茨城県を代表するお祭りで規模も大きいものです。
3日間の人出は40万人ほどでそれほど多くないように見えますが、渡御のコースは大いに盛り上がります。
祭りのメインとなる観覧場所に比べて、交通規制の範囲が広いので移動する分には苦労しないんですよね。
そこがいいと言えばいいんです。
個人的には、やはり、石岡のおまつり二日目に行われる、幌獅子大行列、山車大行列を是非見て欲しいですね。
幌獅子大行列は、他のお祭りではあまり見られないですからね。