なんだか調子悪い、熱っぽい。
気温が高いからそう感じるのか?これは夏風邪なのか?
夏風邪の症状ってどんなものだろう。
もし夏風邪なら早く治すにはどうしたらいいのだろう。
中途半端に行動して夏風邪を人に移したら困るな。
そんな夏風邪の症状と原因。
夏風邪を早く治す方法があるなら知りたい。
夏風邪は人に移るものなのかも確認しておきたい。
そんな夏風邪の情報を纏めてみました。
目次
夏風邪の症状はどんなもの?原因は何?
夏風邪の症状ってどんなものか?
代表的な夏風邪の症状は以下のようになっています。
高熱、のどの痛み、せき、おう吐・下痢、目やに(眼脂)、発疹など
夏風邪もひどい場合は
- ヘルパンギーナ
- 手足口病(てあしくちびょう)
- 咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)
といったものにかかる場合があります。
ヘルパンギーナ
ヘルパンギーナは高熱(40度近い)と喉にできる水ぶくれが特徴。
しばらくするとこの水疱は破けて潰瘍(かいよう)状態になります。
場合によってはのどの痛みが強く、水分をとるのが難しくなる場合もあります。
大人より子どもがかかる場合が多いのですが、大人がかかると重症化する場合があります。
手足口病(てあしくちびょう)
手のひら、足の裏や口の中に2~3mmぐらいの赤い発疹や水疱ができます。
見た目は結構びっくりしますが酷くならないのが特徴です。
手足の発疹に痛みやかゆみはありませんが、口の中の水疱は痛い場合があります。
口内炎とも似ていますが夏風邪の一種です。
高熱になることはあまりなく、微熱程度で体調はそれほど悪くない場合が多いです。
咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)
発熱、のどの痛み、結膜充血などを特徴とし、夏季にプールの水を介して伝染することから「プール熱」と言われているものです。
もちろん、プール以外でもウイルスで汚染した手指を介して接触感染しますので、比較的人に移る風邪と言えます。
原因はウィルス??
冬の風邪は、インフルエンザのようにウィルス性のものが代表的です。
夏風邪も実は同じでウィルスによるものなんです。
エンテロウイルス属のエコーウイルス、コクサッキーウイルスやアデノウイルスといったものが代表的に知られているそうです。
これらのウィルスがヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱を引き起こします。
インフルエンザは毎年A型、B型という違いがありますが、夏風邪にはタイプは存在しません。
流行というのもないんです。
夏風邪を早く治す方法を知りたい!!
自分のかかったものが夏風邪だろうとわかったところでどうすれば早く治せるのか?
残念ながら、ウィルス性の夏風邪の場合は有効な薬が無いのが現状です。
もちろん、病院に行けば解熱剤やのどの痛みを和らげる薬は処方されるでしょう。
でも、それは根本的なウィルス対策ではないので、安静にして、栄養を取って自分の外にウィルスが排出されるのを待つしかないそうです。
夏場で食欲が出ない場合もありますが、だからと言って栄養不足にならないように注意してください。
ヘルパンギーナのような症状が発祥すると喉の痛みがひどく、水分を取るのも大変な場合はとにかく脱水症状には注意します。
夏風邪は、風邪を治すために通院する必要はないですが、脱水症状などがある場合は病院にいってくださいね。
とにかく安静にして無理をしないでくださいね。
また、熱があるからなどの理由でエアコン温度を低くしすぎたりしないようにしてください。
気温の急激な変動は体調を崩す原因になります。
涼しい温度ではなく、暑くない程度の温度が適温です。
夏風邪は人に移るもの??
夏風邪は、人に移るか?移らないかと言われると、移ります。
感染ルートは飛沫感染だったり、接触感染の可能性があります。
インフルエンザとかの冬の風邪と基本的には同じです。
理由は、先にお伝えしたように夏風邪の原因が、ウィルスによるものだからです。
感染時の潜伏期間は2~7日と言われています。
でも、一般的には夏風邪の場合は意識が低く、咳やくしゃみを平気でする人が世の中にはたくさんいます。
夏場だからと言って、何の対策もしていないと感染する可能性があがります。
そのため、すでに夏風邪にかかっている認識があるのであれば、マスクをするようにしましょう。
まとめ
すでに夏風邪にかかってしまった場合はあきらめて安静にしておきましょう。
もし、どうしても夏風邪を引きたくない場合は、普段から冬の風邪防止と同じようにするのが妥当です。
風邪は症状を表すもので他人に感染するかどうかは病気の元が原因になることが多いです。
ウィルスによる風邪は感染する可能性があります。
ですので
- 人の多いところではマスクをする
- 手をよく洗い、うがいをしっかりする
- 自分の体調に注意し栄養と睡眠をしっかりとる
インフルエンザ対策と同じですが、夏風邪はインフルエンザに比べて流行する可能性が高くないので対策はしっかりしましょう。