新幹線の移動でiphoneやスマホは必需品。そこで問題になってくるのがバッテリー問題。
新幹線の中でiphoneを充電することは可能なのか、iphoneの充電器は使用できるの?
この記事では新幹線で充電可能なコンセントでiphoneの充電器は使えるのかまとめてます。
これから乗車する新幹線の車輌種類と路線ごとの新幹線の名前からコンセントがある車両がどれなのか確認していきましょう!
下のほうにはコンセントのある新幹線の座席を確保する方法をお伝えします。
目次
新幹線の車両毎の充電コンセント有無まとめ
N700S(のぞみ、こだま、ひかり)
普通車、グリーン車:全席
自由席の全シートにそれぞれコンセントがある新幹線があります。
それが新型車両のN700Sになります。
2021年4月現在まだそれほど多くの車両がN700Sに置き換わっていないため新幹線の切符を適当に選んでもこの新型車両に乗れない可能性も高いです。
JR東海ではこのN700Sの車両の運行情報をホームページで紹介しています。
それが下記のリンク。
N700Sの運行予定
https://railway.jr-central.co.jp/n700s/_pdf/n700s_pdf_supreme.pdf
PDFファイルなのではっきり言ってスマホでは見ずらいんですよね。
朝8時台と夕方から夜にかけて使用されています。
しかも東京から新大阪の間のみで走行しています。
そのため東京~博多間で走行している新幹線ではこのN700Sが走行していないんです。
新幹線のコンセントを使用したい場合は注意してください。
N700A系・N700系(のぞみ・みずほ・さくら)
普通車 :窓際A席 E席
グリーン車:全席
自由席、指定席の場合は各窓際席に1つコンセントが壁についています。
最前列と最後列には各席につき1つコンセントがあります。
ただし最後列は椅子の後ろになるので延長ケーブルがないと使いにくいかも。
グリーン車は各席の間にあるひじ掛けに各席につき1つコンセントが付いています
2020年以降N700Sという車両が導入される予定になっていますがこの車両では普通車であっても全席にコンセントが付いているそうですよ。
700系(ひかり・こだま)
普通車 :車両の最前列最後列
グリーン車:車両の最前列最後列
700系の場合は車両の最前列と最後列にしかコンセントがありません。
3列席側A席とB席の間にコンセントがあります。
※700系には2017年現在旧型車両が存在します。
旧型車両にはコンセントがありません。
しかも、700系は新型か旧型かは乗るまでどちらになるか解りません。
そのため700系に乗車する場合はコンセントがない可能性もあります。
500系(こだま)
全ての車両でコンセントはありません
一時期はのぞみとして走行していた500系。
EVAカラーに塗られたりもしましたが旧型車両なことには変わりないことでコンセントはありません。
800系(さくら)
普通車 :車両の最前列最後列
グリーン車:車両の最前列最後列
800系は700系とは異なり2列×2列なので最前列と最後列にはそれぞれコンセントがあります。
新型車両で見た目も豪華な車両なのにコンセントに関しては残念ながら時代遅れ感がありますね。
E6系(こまち・やまびこ・なすの)
普通車 :窓際A席 E席もしくは全席
グリーン車:全席
グランクラス:全席
基本的には自由席、指定席の場合は各窓際席に1つコンセントが壁についています。
最前列と最後列には各席につき1つコンセントがあります。
E6系にも新型、旧型があり新型車両の場合は全席にコンセントがあります。
グリーン車、グランクラス席は各席の間にあるひじ掛けに各席につき1つコンセントが付いています
E5系(はやぶさ・はやて・やまびこ・なすの)
普通車 :窓際A席 E席もしくは全席
グリーン車:全席
グランクラス:全席
基本的には自由席、指定席の場合は各窓際席に1つコンセントが壁についています。
最前列と最後列には各席につき1つコンセントがあります。
E5系にも新型、旧型があり新型車両の場合は全席にコンセントがあります。
グリーン車、グランクラス席は各席の間にあるひじ掛けに各席につき1つコンセントが付いています
H5系(はやぶさ)
普通車 :全席
グリーン車:全席
グランクラス:全席
2017年現在一番新しい車両となる北海道新幹線で使用されている車両がH5系と呼ばれます。
E5系とボディサイドのラインの色が異なります。
H5系の場合は普通車両でも全席にコンセントが用意されています。
グリーン車、グランクラス席は各席の間にあるひじ掛けに各席につき1つコンセントが付いています
E4系(Maxとき/Maxたにがわ)
全ての車両でコンセントはありません
上越新幹線のE4系もそろそろ新しい車両にならないかなという感想です。
E3系(つばさ・やまびこ・なすの)
普通車 :窓際A席 E席もしくは無し
グリーン車:全席もしくは無し
E3系は新型と旧型車両があり旧型車両の場合はコンセントがありません。
しかも事前に新型か旧型かは乗るまでどちらになるか解りません。
そのためE3系に乗車する場合はコンセントがない可能性もあります。
E3系のうち古い車両のほうが台数が多いのでE3系を選ぶと旧型になる可能性の方が高いです。
E2系(はやて・とき・たにがわ・やまびこ・なすの)
普通車 :窓際A席 E席もしくは無し
グリーン車:全席もしくは無し
E2系は新型と旧型車両があり旧型車両の場合はコンセントがありません。
しかも事前に新型か旧型かは乗るまでどちらになるか解りません。
そのためE3系に乗車する場合はコンセントがない可能性もあります。
E7系/W7系(かがやき、はくたか、つるぎ、あさま)
普通車 :全席
グリーン車:全席
グランクラス:全席
E7/W7系の場合は普通車両でも全席にコンセントが用意されています。
グリーン車、グランクラス席は各席の間にあるひじ掛けに各席につき1つコンセントが付いています。
北陸新幹線を走行する新幹線はこの型だけなのでコンセントの心配は不要ですね。
E7/W7の車両にコンセントの違いはないので安心です。
新幹線の運運行区間毎の車両と見分け方
東海道新幹線/山陽新幹線
N700系(のぞみ・ひかり・こだま)
700系(ひかり・こだま)
東海道新幹線から山陽新幹線に乗り入れを行っている一番利用者の多い新幹線の区間ですね。
新幹線はのぞみ、ひかり、こだまの3種類が走行しています。
新幹線の時刻表をみると「の」のぞみ号、「ひ」ひかり号、「こ」こだま号と書かれているので見分けることは可能です。
東京から博多、広島まで行くのはのぞみ号
東京から新大阪、岡山まで行くのはひかり号
東京から名古屋、新大阪まで行くのはこだま号
ひかり、こだまの場合はN700になるか700になるか解らないので注意。
山陽新幹線/九州新幹線
N700系(みずほ・さくら)
500系(こだま)
500系は上でも説明しましたが全車両でコンセントが無いので注意。
500系は新大阪~博多間で走行しています。時刻表にも「こ」と記載されています。
N700系のみずほ、さくらであれば窓際もしくは最前列か最後列でコンセントが使用可能です。
山陽新幹線と九州新幹線で接続されているのがN700系になります。
九州新幹線
800系(さくら)
800系さくらは車両の最前列と最後列にしかコンセントがありません。
800系は九州内のみを走行します。
東北新幹線・秋田新幹線・北海道新幹線
E6系(こまち・やまびこ・なすの)
E5系(はやぶさ・はやて・やまびこ・なすの)
E2系(はやて・やまびこ・なすの)
東京駅から東北方向に向かう新幹線。
東京駅から出発するのはすべてE6/E5の連結車両で「はやぶさ+こまち」になります
盛岡駅で青森・函館方面と秋田方面に分かれます。
「なすの」は東京~郡山駅間を主に走行する新幹線。
「なすの」はE2系・E3系・E5系・E6系と4種類あるので注意です。
時刻表にE6とかかれている場合はE6系になります。
「やまびこ」はE2系・E5系・E6系と3種類あるので注意です。
「やまびこ」は東京~盛岡間で運行されています。
「はやて」はE2系・E5系と2種類あるので注意です。
「はやて」盛岡・新青森 – 新函館北斗間の区間を運行しています。
山形新幹線
E3系(つばさ・やまびこ)
「つばさ・やまびこ」は東京駅発で福島で仙台、山形方面に分かれます。
E3系は新型旧型の区別ができないので乗ってみないとコンセント有無が解りません。
上越新幹線
E4系(Maxとき/Maxたにがわ)
E2系(とき・たにがわ)
東京駅から新潟駅を繋ぐ新幹線。
時刻表上で「Mと」Maxとき「と」とき、「Mた」Maxたにがわ「た」たにがわと区別できます。
E4系はコンセントがないので注意してください。
E2系は新型旧型の区別ができないので乗ってみないとコンセント有無が解りません。
北陸新幹線・長野新幹線
E7系(かがやき、はくたか、あさま、つるぎ)
東京駅から出発するのはかがやき、はくたか、あさま。
富山駅~金沢駅の区間がつるぎ。
北陸新幹線・長野新幹線は全てE7系なのでとくにコンセントを気にしなくても大丈夫ですね。
新幹線のコンセントの使用権利は?iphoneは充電可能?
現在運行中の新幹線では新しい車両には全席にコンセントが付くようになってきています。
しかしまだまだコンセントのない車両も存在します。
「のぞみ」のように窓側の席の壁にコンセントががある場合は、窓側の人がコンセントを使用できる権利があるかと言われるとそんなことはありません。
コンセントは共有するものです。
決して窓際の人の専用ではありません。
でも差し込み口は1つしかないし、壁際で足元にあるので非常に使いにくい。
たいていのおっさんは自分のものだと思ってるんだろうなと感じます。
だから
個人的には1.5メートルくらいの延長ケーブル持っておくと便利だと思います。
また延長ケーブルをマルチタップにしておけばスマホとゲーム機、お隣さんにもコンセントを使用させてあげられるので感謝されますよ。自分が通路側でも自分からケーブルを渡せば丸く収まりますよね。
特に自由席の場合は席取りが重要になるのでコンセントを絶対使うという場合は電車を遅らせても窓際に座りたいところですね。
最後列は椅子の後ろにコンセントがある車両もあるのですがハッキリ言って使いにくい。
延長コード必須ですね。
新幹線のコンセントはあくまでコンセント。
USBのケーブルで直接充電はできないのでちゃんとスマホにあわせたアダプターの準備を忘れないようにしましょう。
コンセントを確保しても充電器を忘れたら結局充電はできませんからね。
iphoneであってもアンドロイドスマホであってもそこは変わりません。
今回は座席で使えるコンセントの話をしましたが洗面所などにもコンセントがある新幹線もあります。
充電するのはいいですが忘れないように注意しましょう。
新幹線のコンセントの注意点
新幹線のコンセントには電圧が不安定なのか単純にノイズを拾っているだけなのかわかりませんがスマホやiphoneが誤動作するという話をよく聞きます。
勝手に文字が変換されたり、ホームボタンのクリック振動が勝手に行われたり。
そんな事象が報告されていますね。
これは新幹線のコンセントに挿しながらスマホやiphoneを操作した場合に発生するようです。
もし、新幹線内で充電しながらスマホを操作していて変な動きをするようであれば充電しながらの操作はあきらめたほうがいいかもしれませんね。
新幹線の充電コンセントがある車両を確実に選ぶ方法
自分で乗車する新幹線がどの車両になるかわからない。
そんな場合はどうすればコンセントのある車両に乗ることができるのか?
その方法は窓口で特急券を購入するときにコンセントのある席をお願いしますと窓口のお姉さんに伝えること!
もちろん、コンセントのない車両しかない区間は選べませんが事前に確認はできることになります。
でも、E2/E3系の新幹線のように実際に列車が来るまでわからない場合はその旨教えてくれるはずです。
自動券売機の場合はのぞみなどの新幹線名の下に車輌系が記載されているのでそこで確認が可能です。
(JR東海以外の券売機は確認してませんのでそれ以外は窓口で確認してくださいね)
新幹線の座席コンセント情報まとめ
新幹線にはコンセントは必須ですよね。
東京駅発で博多駅まで5時間。
ハッキリ言って長い。スマホをず~っていじっていたら多分バッテリーがもちません。
ですのでコンセントのある席は選びたいところ。
おそらく2020年のオリンピックのころには全車両で全席コンセントが実現されているかもしれませんね。
というかそうあってほしい。