中秋の名月が近づいてくると同じように聞くことが増えてくる
中秋節
という言葉。
この中秋節って中秋の名月と何か違うの?
日付やお供え物も同じなのかな?
中秋節の食べ物は、スタバやゴディバも参入する食べ物。
中秋の名月と中秋節の違いについて、日付やお供え物について確認してみました。
中秋の名月と中秋節の違いは?日付の違いは?
中秋の名月といえばこちらの記事で書いているように9月の中旬から10月上旬の間にある満月の日
中秋の名月はいつ?意味は?十五夜との違い、ススキ、団子のお供えするのはなぜ?
この中秋の名月と同じように中秋節という言葉も聞くようになりました。
この中秋節って中秋の名月と何が違うのかというと
実は同じ
なんです。
だから中秋節の日も中秋の名月の日も同じ
9月の中旬から10月上旬の間にある満月の日
なんです。
じゃあ、なんで言い方が違うのかというと中秋節は中国のお祭りなんです。
日本と同じく旧暦の8月15日で、今の暦では9月15日です。
中国では15,16,17日と連休にしてしまうくらい重要なんですね。
旧暦の正月である春節に続いて重要な祝日なんです。
中国では中秋節の丸い月は団らんを意味していて、離れて暮らしていても家族で過ごすそうです。
日本と同じように満月を見るお月見も行われます。
中秋節に月見が始まったのは、三国時代の終わりごろ西暦でいうと230年頃らしいです。
日本はまだ邪馬台国とか卑弥呼がいた時期だったりします。
中秋節のお供え物。スタバやゴディバまで参入する食べ物とは。
中秋の名月では、団子をお供えしますが、一方で中秋節の日に食べるもの。
それは
月餅
です。月餅も日本のススキと団子と同じで月の神様を祀るお供え物でした。
だから中秋節では月餅を食べるそうです。
しかも、中秋節には必ず食べなければいけないものとまで言われています。
月餅以外にはスイカなどの果物を食べ、家族の幸福を祈るんだそうです。
高級な月餅の中にはアヒルの黄身を塩漬けにしたものが入っているんです。
私はちょっと苦手なので黄身の入っていない普通の月餅を食べますが。
この黄身はもちろん満月を意味していて、月餅を切り分けるとキレイな丸が現れます。
日本の中国といえば横浜中華街ですが、ここではたくさん種類の月餅が売ってますね。
1個1個が結構大きいので1つ食べるとお腹いっぱいになっちゃいます。
そんな月餅も中国では中秋節だけでなく贈答品のお菓子として用いられるようになったので年中売ってます。
中国国内ではスタバやゴディバといったメーカーも月餅市場に参入して売っているそうですよ。
中秋月には必ず食べなければいけないと言えば中国には10億人もの人がいます。
みんなが月餅を食べるんだから一大市場ですものね。
参入しないわけがありませんよね。
残念ながら日本では売っていないようです。
まとめ
中秋節は中秋の名月と同じ日
日本と中国の祝い事の違うと考えておきましょう。
日本では豊作を祝ってお月見をしますが中国では祝日になるほど重要な日。
月餅は大きい物で1個200グラムで600キロカロリー以上あるんですよね
和菓子に比べて油分も多カロリーも高いですね
まあ、1個で200グラムもあればそんなにたくさんは食べられないでしょうけどね。
中秋節は中国のお祭りで、大型連中なので日本にたくさん旅行に来る人がいるんでしょうね。
秋葉原では最近中国人のバスは減ったような気もしますが。。。。