2018年11月30日に上映が開始されたガンダムNT。
ガンダムF91から実に27年ぶりのガンダムの映画化になります。
そんなガンダムNTを初日に見てきたのでネタバレあらすじと感想をまとめてきました!
他にもパンフレットの情報や主題歌についてもまとめています。
この記事の感想を読んでガンダムNTを見たくなってくれるとウレシイです。
こちらでガンダムNTの冒頭23分間の動画が無料で視聴できます。
目次
ガンダムNTとは?
時代背景
ストーリーのベースになるのはUC0097
ユニコーンガンダムの部隊から2年後の世界。
登場人物となるヨナ、ミシェル、リタは0079のコロニー落としの時オーストリアで暮らしており8歳だった。
その後3人の運命とともに物語が進んでいきます。
途中、一年戦争、グリプス戦役、シャアの反乱のシーンと関連するところもあり昔からのガンダムファンにとっては裏でこんなストーリーが進んでいたのか?とクスリとさせられる展開です。
ガンダムNTは本当に27年ぶりの映画なの?
ガンダムNTの紹介にはガンダムF91以来の長編映画となっています。
これって本当なのでしょうか?
ガンダムF91が公開されたのは1991年なんですね。
解りやすいですよね。
そしてその後、ガンダム0083スターダストメモリー、ガンダムWエンドレスワルツ。
ターンAガンダム(2002年)、Zガンダム(2005年、2006年)、ガンダムOO(2010年)。
他にもORIGINやユニコーンなんかも映画館で公開されてきました。
F91以降で今回のNTまでの作品は総集編か再編集版なんですね。
オリジンやユニコーンは映画館の規模が非常に少ないので劇場版という扱いにはなっていないようです。
上映時間
上映時間は約90分。
映画としては普通の長さですが個人的にもう少し長くてもいいかなぁ。
ガンダムNTのストーリーネタバレあらすじ
一年戦争のコロニー落とし直前
未来を見たリタ。
そんなリタを追いかけた2人はその未来を共有する。
コロニーが落ちることを街の人たちに伝えた3人は多くの街の人を救うことになるが両親は失ってしまう。
その後、奇跡の子供達ともてはやされたためニュータイプ研究所へと連れて行かれる。
過酷な研究の中で死んでいく仲間たち
ある日ルオ商会が奇跡の子供達のなかで本当に力を持つ子供を、迎えたいと申し出がある。
しかしニュータイプ研究所は三人の誰がほんとうの力を持つ子供か判断つかないでいたため、本物以外は殺すという話をする
そのことをミシェルはヨナに本物はリタだと言うこと迫る。
その結果、ルオ商会に行くことになったのはミシェル。
その姿をみたヨナはミシェルを信じられなくなる
その後、もっとも能力を持つリタの意識はMSに移され実験中に母艦を破壊し姿を消す
ときはUC0095 ミネバがラプラスの箱の真実を語った時のこと。
ミシェルはルオ商会で力を発揮し、ヨナをルオ商会の部隊に引き入れガンダムフェネクスの行方を追うことになる。
ルオ商会は開発中のナラティブガンダムのテスト名目で
暗礁中域でフェネクスを追う地球連邦の部隊に参加する。
ルオ商会はジオンと地球連邦に対し、フェクネスの動きに反応することで居場所を把握できるというサイコ・モニターを渡される。
そのサイコ・モニターからサイド6内にフェクネスの反応が現れる。
ヨナはナラティブガンダムB装備でシェザール隊とともに出撃。
一方ネオジオンもゾルタンみずからシナンジュ・ステインを駆り出撃。
しかし、フェクネスの反応のあった場所には何もなく地球連邦とネオジオンは戦闘状態に陥る。
ゾルタンはコロニー内で容赦なく発砲を繰り返し街を破壊する。
「撃っちゃうんだなこれがぁ」
その戦闘に割り込むようにフェクネスがコロニー外から現れる。
戦闘になるフェクネスとナラティブガンダム。
ナラティブガンダムは街中で自由に発砲できないフェネクスをとらえることに成功する。
その間ゾルタンはコロニーに大穴を開け、セカンドネオジオングをコロニー内に持ち込む。
しかしサイコフレームの光に導かれるようにナラティブガンダムはセカンドネオジオングと合体する
意識を失うヨナ。
ナラティブガンダムB装備の呪縛から逃れたフェクネスはヨナのもとへと向かう。
ヨナは意識を取り戻し、それを、確認するかのようにフェクネスは去っていく。
しかしサイコ・モニターなんてものは存在せずただナラティブガンダムとフェクネスを接触させるための罠だったとミシェルは説明する。
一方、コロニーから戻ったゾルタンはエリクの裏切りを知ってしまう。
怒りにまかせゾルタンはエリクを殺しセカンドネオジオングを駆りヘリウム3の備蓄基地を襲う。
目的はヘリウムタンクの臨海爆発。
この中域にあるヘリウムガスを臨海爆発させることで周辺3つのコロニーを巻き込む爆発を起こす。
爆風とコロニー3つ分の破片は地球の引力に引かれ地球に落下することに。
このことを知ったヨナのもとにリタの声が聞こえる
「ヨナ、手伝って」
ヨナはナラティブガンダムc装備で出撃する。
そして、同じくして、ヘリウム3備蓄基地へ向かうガランシェールの姿もあった。
地球の危機回避に向けた戦いの結末は?
ヨナはリタと会えるのか?
ガランシェールの目的は?
この続きは劇場で!
ガンダムNTの感想
ストーリー感想
時間軸的にはユニコーンの2年後ということもありモビルスーツや敵対関係はほぼ同じ。
でも、ストーリーとしては完全にわかれておりおかしな矛盾点もありませんでしたね。
それでもユニコーンガンダムをちゃんと最後まで見た上で世界感を把握しておく方が楽しめるのかなとおもいます。
もともとパイロットとしてヨナは登場するのでF91のように始めてガンダムに乗り一気に操縦が上手くなるという違和感もないですね。
ストーリー展開も飽きずに展開され挿入歌や音楽も世界感にマッチしていてガンダムNTのストーリーを盛り上げてくれます。
序盤にはディジェが登場していいところを見せてくれるしジェスタをカッコいいところをみせてくれます。
ジェスタのパイロットでもある隊長のイアゴはシャアの反乱に地球連邦軍側で参加しνガンダムがアクシズを押し返す姿を近くで見ていたパイロット。
そのサイコフレームの光とその奇跡を再び見ることになる姿はなんともいえませんね。
逆襲のシャアを見たファンの代わりに発言しているようでした。
まあ、結果的にサイコフレームに人の命を移して永遠の命を手に入れようってエヴァンゲリオン的な世界をルオ商会は望んでいたわけですが。
そこはあまり突っ込まないでおきたいところですね。
ガンダムというより登場人物の考え方の話なので。
どちらにしても最終的には謎は残ってしまうわけです。
なぜリタに未来予測できたのか?
セカンドネオジオングってなんなの?
映画のあと、3機のユニコーンはどうなったのか?
なぞはのこったまま終わってしまいました。
今後この謎は解決されるのでしょうか?
ガンダムUCとの関連性
上で書いたようにユニコーンの2年後の世界。
ミネバも登場するし、ユニコーンの話も語られます。
最終決戦にはガランシェールやキャプテン、バナージも登場します。
でも3号機フェクネスのテスト中の暴走事故の話はユニコーンにないのでそこから話が展開していきます。
フェクネスの暴走と消息不明になった話は機密事項だったみたいですね。
ナラティブの最初で3号機のテストに関わったとされるマーサビストの持つ情報をルオ商会が手に入れるために強奪作戦が行われたようです。
ルオ商会というZガンダムから登場する謎の財団の内情も見えます。
ナラティブガンダムや登場モビルスーツってどう?
ナラティブガンダム
サイコフレーム試験用の機体でアナハイムのテストをルオ商会が請け負うという形で運用されている。
A装備、B装備、C装備が劇場内では登場します。
やはり注目はサイコフレーム装備のC装備ですね。
そして翼のやけに長い鳥のようなコアファイター。
コアブロックシステムをもっているのが特徴
コアブロックシステムはZZガンダム以来ですかね?
フェクネス
ユニコーンガンダム1、2号機のデータをもとに地球連邦が作った機体。しかし試験中に暴走し姿を消したことになっている。
このときのパイロットはリタとなっています。
ユニコーンで白と黒が出てきてあとは金色っていうiphoneのカラーリング的な展開で登場した感じがしないでもないですけど。
シナンジュスタイン
強化人間のゾルタンのモビルスーツ。
フル・フロンタルの出来損ないといわれ劣等感いっぱいなのにモビルスーツまで同じだと立場ないですね。
でもほんとうに強化人間って情緒不安定な人多いですね
そんなシナンジュスタインも完全に悪役。ネオジオングの予備パーツで作られたセカンドネオジオング。
バナージが登場していたモビルスーツの名前は?
物語の最終局面でヨナの命を救ったバナージの登場するガンダムっぽいモビルスーツ。
小説では「シルヴァ・バレト」となってます。
実際映画の予告にも少しでてくるのですがその姿はガンダムのように見えますが実際はドーベンウルフがベースになっているモビルスーツになっているんですね。
シルヴァ・バレトの設定はネオジオン抗争(ZZの時代)に地球連邦軍が回収したドーベンウルフを改良したモビルスーツということになっています。
でも予告動画にここまで載せてしまうんですね~
ラストシーンの後は?
やっぱり気になるのはその後のストーリーですよね。
分解されたはずのユニコーン。
行方不明になった3号機。
これだと、地球連邦にある2号機のヴァンシィもどっかに残ってそうですね。
ヨナもガランシェール隊に拾われてその後どうしたのか?
物語のきっかけのなったリタやミシェルを失い
戦う意義をなくしたようにもみえるから。
ガンダムNTの主題歌と音楽
主題歌:narrative
ガンダムNTには主題歌のほかにいくつかの挿入歌がはいっています。
ガンダムNTでは上映前にシングルCDが発売され全て含まれていました。
主題歌のタイトルは「narrative」で歌うのはLisaさん!!
2018年のアニソン界では大ヒット歌手になりましたね。
そしてもう一つの表題曲「NOISEofRAIN」という曲が入っています。
劇場アニメ内では聞かない曲ですがこちらには西川貴教がSawanoHiroyuki[nZk]にゲストボーカル参加してます。
挿入歌:Vigilante
ちなみに最初にナラティブガンダムが戦場に突っ込んでくるときに流れる英語の歌は
「Vigilante」という歌になります。
こちらの歌はシングルではなくオリジナルサウンドトラックに入っているのでこの曲を気に入ったらこのサントラを確認してみてくださいね。
パンフレットについて
そして映画を見に行ったら購入する映画のパンフレット。
ガンダムNTには通常版と限定版の2種類のパンフレットが存在します。
「機動戦士ガンダムNT パンフレット特別版」
前売券にも着いてた報告書の最終報告書だそうです。
内容的にはパンフレット本体では触れられていないストーリーがわかりますね。
購入するなら特別版でしょう。
通常版1100円、特別版2200円です。
自分が観に行った劇場では初日で売り切れてしまったようですけど。
購入できたら買っておきましょう。
あと映画館で限定のエネクスとシナンジュのプラモデルが発売されますが流石に瞬殺だったようです。
そもそも数も少ないようですから仕方ないですね。
映画見た後だとフェネクスが欲しくなってしまう・・・
まとめ
27年ぶりのガンダムの長編映画でした。
F91も実際に観に行ってましたから27年も経つんですね。
年をとったものです。
ガンダムNTはユニコーンガンダムを見ていればすんなり楽しめる映画だったと思います。
もしお時間があれば映画館の大画面と大音量で楽しんでほしいですね。
やっぱり迫力は違いますから。
そして映画終了後に予告編が流れましたが来年は閃光のハサウェイが劇場版になります。
このお話はブライトとその子供ハサウェイの話になります。
クスィーガンダムやペーネロペーなどの特徴のあるモビルスーツも出ますし楽しむですね!