2018年9月に発表されたiphoneXs。
価格は最低価格の64GBでも12万円、iphoneXsMaxの512GB版の価格は17万円ってことです。
めっちゃ高いじゃないですか?
iphoneXsの性能ってどこまで向上しているのでしょうか?
カメラが好きで写真画質の向上しいるかが非常に気になるところですよね。
まずは仕様として公開されている内容、発売後には実写画質や口コミについてまとめてみたいと思います。
※この記事で特に注意書きがなければiphoneXで撮影されていますがブログへのアップロードにあたり画質が劣化しているので注意してください。
目次
iphoneXとiphoneXsのカメラを仕様から比較
iphoneXsとiphoneXsMaxの違い
iphoneXsの発売日は2018年9月21日。
3連休直前ということで購入したら連休中は使い倒したいところです。
iphoneXsの上位機種としてiphoneXsMaxが存在しますがこの2機種の違いは画面サイズだけですね。
iphoneXsMaxは今までのiphone8plusと同じサイズで上と下の枠がなく全面全部が操作画面になりますね。
だからiphoneXsとiphoneXsMaxはカメラの性能は同じになるんです。
そのためここではiphoneXとiphoneXsのカメラ仕様を比較していきます。
アウトカメラの仕様
12MP広角カメラと12MP望遠カメラ
広角:ƒ/1.8の開口部
望遠:ƒ/2.4の開口部
光学ズーム、最大10倍のデジタルズーム
ポートレートモード
ポートレートライティング(ベータ版)
デュアル光学式手ぶれ補正
6枚構成のレンズ
クアッドLED True Toneフラッシュとスローシンクロ
パノラマ(最大63MP)
サファイアクリスタル製レンズカバー
裏面照射型センサー
ハイブリッド赤外線フィルタ
Focus Pixelsを使ったオートフォーカス
タップしてフォーカス(Focus Pixelsを利用)
手ぶれ補正機能を使ったLive Photos
写真とLive Photosの広色域キャプチャ
強化されたローカルトーンマッピング
人体検出と顔検出
露出コントロール
ノイズリダクション
写真の自動HDR
自動手ぶれ補正
バーストモード
タイマーモード
写真へのジオタグ添付
インカメラの仕様
7MPカメラ
ポートレートモード
ポートレートライティング(ベータ版)
アニ文字
1080p HDビデオ撮影
Retina Flash
ƒ/2.2の開口部
写真とLive Photosの広色域キャプチャ
自動HDR
裏面照射型センサー
人体検出と顔検出
自動手ぶれ補正
バーストモード
露出コントロール
タイマーモード
iphoneXとiphoneXsを比較した結果は?
アップルのホームページに記載されている仕様を確認する限り、この2つの機種の違い仕様上は存在しません。
アップルのiphoneXsの説明ではカメラ機能について以下のように記載されています。
ISP、Neural Engine、高度なアルゴリズムを統合した革新的なデュアルカメラシステムが、創造力の新たな可能性を解き放ち、あなたは驚くほど美しい写真をとらえられるようになります。
スマートHDR。スマートHDRは、より高速なセンサー、強化されたISP、高度なアルゴリズムといった複数のテクノロジーを活用し、あなたの写真の明部と暗部により精細なディテールをもたらします。
ボケと深度コントロール。iPhone XSでは、より精巧なボケ(背景のぼかし)を使って、驚くほど美しいポートレートが撮れます。さらに、まったく新しい深度コントロールにより、撮影後でも被写界深度を調整できるようになりました。
暗めの場所でも、さらなるディテールを。iPhone XSのカメラセンサーは、より深く、より大きなピクセルを採用しました。その深さにより画像は一段と忠実に再現され、その大きさにより一段と多くの光をセンサーに取り込めます。その結果、十分な明るさがない場所でもさらに美しい写真が撮れるようになりました。
カメラの仕様としては同じになります。
しかし
「iPhone XSのカメラセンサーは、より深く、より大きなピクセルを採用しました。」
との記載があります。
一般的にカメラの画質は画素数ではなくセンサーサイズによるところが大きくなります。
画素数は写真の画質ではあまり大きな影響はありません。
数字上は同じ1200万画素で変化がないとはいってもセンサーサイズが異なるのであれば話は変わってきます。
実際、一眼レフカメラでもフルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズと複数のセンサーサイズが存在します。
iphoneのセンサーサイズは一眼レフカメラと比較して同じものが使えるなんてことはありません。
iphoneで今以上にセンサーを大きくするとカメラ部分はますます出っ張ってしまうことになりますからね。
センサーが大きくなるとレンズとセンサーの距離も必要になるので。
このセンサーサイズの差がどれくらいあるのかが公式に発表されていないのでなんともいえないところもあります。
またiphoneXsのCPUはA12 Bionic、そしてiphoneXのCPUはA11 Bionicでした。
そして公式ではA12とA11の性能差として以下のように記載されています。
2つの性能コア 最大15%高速
グラフィックス性能 最大50%高速
この性能差がiphoneXsのカメラ性能を上げる鍵になりそうです。
実際、標準搭載のカメラアプリでは、被写体深度が数値で設定できるようになりました。
いままでは背景がボケるかボケないかの2択だったものがボケの大きさをコントロールできるようになったってことですね。
ポートレートモードの使用頻度、暗所での撮影。
このあたりの撮影頻度が大きい人にとっては性能向上はありがたいのかもしれません。
センサーの変更とCPU性能が向上がふつうに撮影した写真で確認できるのか?というのはあります。
撮影した写真自体をiphoneXとiphoneXsで並べてもその差を見極めるのは難しいのではと考えています。
このような仕様からみた差分では昨年発売されたiphoneXを1年の違いから買い替える意味が
「どれだけあるのか?」
と考えると懐疑的にならざるを得ませんね。
何よりiphoneXだって値段はそれなりにしましたからね。
iphoneXsMax 512GBともなるとその価格は17万円です。
キャノンのEOS 6Dというフルサイズの中級機種が購入できてしまいます。
ボディが10万円なのでここに7万円くらいのレンズを付けてもいいくらいの値段です。
もしカメラの性能にこだわるのであれば一眼レフの方が圧倒的に画質がいいわけです。
iphoneXsはあくまでスマホです。
スマホとしての写真画質は確かにすばらしくスマホの画面で見る分には必要十分です。
でも高画質かといわれると一眼レフにはかないません。
iphoneXとiphoneXsの動画性能を比較
iphoneXとiphoneXsの写真画質が同じように動作撮影の性能もほぼ同じです。
ほぼというのはiphoneXsの性能向上の中に
4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)
1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ撮影(30fps)
ビデオの光学式手ぶれ補正
光学ズーム、6倍デジタルズーム
クアッドLED True Toneフラッシュ
1080p(120fpsまたは240fps)スローモーションビデオに対応
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p)
連続オートフォーカスビデオ
人体検出と顔検出
ノイズリダクション
4Kビデオの撮影中に8MPの静止画を撮影
再生ズーム
ビデオへのジオタグ添付
ビデオ撮影フォーマット:HEVC、H.264
4Kビデオとよりワイドに広がるステレオ再生。
十分な明るさがない場所でのより優れたパフォーマンス。
ビデオでの最大30fpsの拡張ダイナミックレンジ。
ステレオ録音。
よりワイドにサウンドを分離するステレオ再生。
そのすべてを備えたiPhone XSは、どのスマートフォンよりも高品質なビデオを撮影できます。
音質の向上が見られるみたいですね。
iphoneXsの実写比較
実写画質の比較や口コミは発売後に行うのでお楽しみに!