新幹線の中で購入できるアイスクリームは美味しいですよね。
でもあのアイスはとっても固いんだけどなんであんなに固いの?
あの固さを食べやすくする方法ってあるのかな?
実は新幹線の車内販売以外でも購入が可能なあのアイスクリームの新商品情報やメーカーなど確認してみましょう。
目次
新幹線のアイスクリームはなぜ固い?
新幹線に乗ったときのお楽しみといえばアイスクリーム。
正式な名前はスーパープレミアムアイスクリーム
はっきり言って個人的にはハーゲンダッツよりもおいしいと思います。
ハーゲンダッツのお値段はコンビニで買うと240円程度。
新幹線の中で購入できるアイスクリームはハーゲンダッツより高い270円。
カップアイスとしては結構小さいですがそのお味はサイコー。
一方でスプーンよりも固いんじゃないかというアイスの固さ。
しかも新幹線の中で購入できるアイスクリームは結構溶けにくいんですよね。
なぜこのアイスクリームはこんなに固いのか?
このアイスを製造しているメーカーはスジャータめいらく。
普段はコーヒーのミルクで有名なメーカーですね。
じつはスジャータは業務用にアイスを販売しているんですよ。
では、スーパープレミアムアイスクリームの固さの秘密です。
あの固さの秘密は空気の少なさにあるんです。
アイスを作成する段階で空気をいれがら混ぜますがこの空気を減らして溶けにくくしているそうです。
さらに販売時以外ではマイナス20度から30度に設定され管理されているので余計購入時は固いんですね。
それだけではなく味の秘密となる乳脂肪分は非常に高いってことも固さの秘密の1つになっています。
このアイスクリームはだいたい購入してから15分程度すると表面が少し溶けてきて食べられるようになります。
Twitterではこのアイスをホットコーヒーと一緒に注文。
そしてコーヒーのフタの上にアイスを置いて溶ける時間を早めるという方法が流行っているみたいですね。
さらにアイスクリームのカップにコーヒーに入れてアフォガートとして楽しむなんてことも。
なかなか贅沢な食べ方ですね。
この新幹線のアイスクリームは乳脂肪が高いのでコーヒーのミルクのように使えますからね。
しかも甘いので苦いコーヒーとの相性が凄くいいかも。
アフォガートまたはアッフォガート(イタリア語:affogato)とは、バニラ風味のアイスクリームやジェラートに飲料をかけて食べるスタイルのイタリアのデザート。「affogato」とはイタリア語で「溺れた(アイスクリーム)」の意である。かける飲み物はエスプレッソが最もポピュラーであるが、コーヒーや紅茶やリキュールなどバリエーションが豊富で、かける飲み物によって『○○○アフォガート』と呼び名が変わる。日本ではバニラアイスクリームにエスプレッソコーヒーをかけたコーヒーアフォガート(イタリア語ではアッフォガート・アル・カッフェ affogato al caff?)がよく知られる。
引用:Wikiより
久しぶりの新幹線で東京へ
定番のバニラアイスとコーヒー
&ワッフルを添えて? pic.twitter.com/hlRhWFecaH— ひとちゃ (@hihito1011) 2017年8月10日
新幹線のアイスクリームを車内販売以外で購入する方法
新幹線のホームの売店での購入
新幹線の中で購入できるアイスクリームは実は車内販売以外でも購入できるんです。
東京駅の東海道新幹線のホームの売店で実は販売されているんですね。
自由席で繁忙期に新幹線に乗ると車内販売が来ない場合もありますからね。
そんな場合でもスジャータのアイスクリームを食べたい場合は事前に売店DELICA STATIONで購入が必要です。
新幹線の18,19番ホームに存在する売店なので入場券140円の購入が必須です。
バニラ、抹茶は常時購入が可能なようです。
税込286円
東京駅以外では名古屋駅のホームの中で8・9号車付近の売店でも購入できるとのこと。
通販での購入
実はスジャータのアイスは通販でも購入が可能です。
新幹線のホームの売店に入場券を払って購入している人もいるそうですが通販できれば嬉しいですね。
スジャータめいらくのオンラインショップはありますが新幹線のアイスは販売していないんです。
でも、楽天で軽く調べてみると結構簡単にみつかります。
さすがに通販なので1つ単位ではなく8個ぐらいのセット購入になります。
でも購入できるのはバニラと抹茶だけのようです。
しかし1個あたりの値段は400円くらいして結構高い!!
ちなみに楽天ではスジャータめいらくの業務用のアイスも売っています。
サイズはなんと4リットル!!
すっごい大きいですが、新幹線で購入できるものとは乳脂肪分の量などが異なるので別もののようです。
一部のスーパーでの購入情報
通常のスーパーでは見かけることのないスジャータのアイスですが一部の店舗では購入可能という話もあります。
参考:http://www.shinkansen-yoyaku.com/iphone/service/sujata-icecream-without-boarding.html
名古屋市内のスーパーでは、2カ所だけ常時販売しているところがあります。
ピアゴは東海地方を中心に展開するスーパーですね。
関東にもあるようですがスジャータのアイスが購入できるのは名古屋のみという情報。
「ピアゴ ラ フーズコア桜山店」
「ピアゴ ラ フーズコア今池店」
価格は新幹線よりも高めで、税込み321円。
いつも同じ東海道新幹線でしか購入していなかったのですが調べてみると新幹線により価格差があるという話もありました。
スジャータのアイスは割高感ありましたが実は新幹線内では安く買えているんですね。
新幹線のアイスクリームの種類
通常販売されているアイスクリームはバニラと抹茶の2種類。
それ以外に期間限定、区間限定でアイスが販売されているようです。
しかも必ず車内販売で購入できるかもわからなかったりします。
過去のニュースを確認するといろいろの種類が販売されています。
2017.04~ 東北・山形・秋田・北海道新幹線 とちおとめいちごアイスクリーム
2017.03~ 北陸新幹線 加賀さつまいもアイスクリーム
2017.02~ 東海道新幹線 ベルギーチョコレートアイスクリーム
過去には桃やイチゴ、メロン、リンゴ、みかんのアイスも販売されていたことが確認できます。
2015年 東海道新幹線 いちごアイス
2014夏~の期間限定品 山陽新幹線 白桃アイス
→10万個限定発売販売でした
2014年 東海道新幹線 メロンアイス
価格は300円以上するものもあり種類により異なるようですね。
そんなスジャータのアイスクリームですが新商品の情報を確保するのは意外と難しい。
一番確実に確認するならスジャータめいらくのホームページでニュースリリースを確認するのがベストな気がします。
https://www.sujahta.co.jp/company/newsrelease.html
新幹線のアイスクリームはなぜ美味しいの?
新幹線のアイスクリームはなぜあんなに美味しいのか?
一般的にスーパーで販売されているバニラアイスには
「アイスクリーム」と「ラクトアイス」の2種類があるんですね。
この差が非常に大きく
ラクトアイスは乳固形分3.0%以上入っているもの
アイスクリームは乳固形分15.0%以上 (うち乳脂肪が8.0%以上) 入っているもの
というように明確に差があるんです。
食べた感じでいうとラクトアイスは氷のような粒が感じられ若干シャリシャリした感じがあります。
一方でアイスクリームになるとミルクの味が濃く感じられ、ねっとりした舌ざわり。
どちらが美味しいかと言われるとアイスクリームの方が明らかにおいしい。
ラクトアイスとアイスクリームという時点で味に差があるんですね。
さらに新幹線のアイスクリームは乳脂肪分が15.5%となっているためミルクの味がより濃く感じられるんです。
上でも書きましたが、アイスクリームに含まれる空気の含有量が少ないと固くなりますがその分ねっとり感があがります。
そのため新幹線のアイスクリームはよりおいしく感じるんですね。
この車内販売のアイスクリーム、特に「バニラ」は乳脂肪分が15.5%と高く、ハーゲンダッツより高いんです。
でもこの新幹線の中で購入できるアイスクリームはよりも乳脂肪分が高いアイスが販売されていました。
赤城乳業の「濃 旨ミルク」というアイスがあってこちらの乳脂肪分はなんと18%越え。
赤城乳業がガリガリ君で有名なメーカーですね。
「濃 旨ミルク」はお値段定価160円。
容量は121mlなので新幹線の中で購入できるアイスクリームと同じサイズでお値段控えめ。
ハーゲンダッツより安かったりします。
一度食べるとその味の濃さにびっくり。
バニラアイス食べるならこれくらいじゃないと納得しないという感想でした。
※でも残念なことに販売終了してしまってますね・・・・
新幹線のアイスまとめ
いかがでしたでしょうか?
新幹線の中でしか食べられないと思っていたアイスは新幹線ホーム、通販でも購入が可能です。
しかし期間限定商品もちょこちょこ販売されておりしかも区間も限定されています。
東海道新幹線でも東海と山陽でも別れてしまうこともあるくらいです。
全制覇は難しいですね。
でもこんなにおいしいアイスなのに宣伝はほとんどしていないし新幹線以外ではほとんど買えない。
新幹線内での高級アイスということで旅の思い出になる感じなんでしょうね