JRの定期券は通勤や通学でJR線を利用される機会が多いほど、便利でお得なものです。
通勤や通学でJRの定期券を持っている人からみると、便利でお得なことをしっているのですが、具体的ひとれくらいお得になるのかを考えてみたことはありますよね?
では、さらに日使えば定期券を買う事に得するのでしょうか。それとも回数券になるのでしょうか。
今回は、JRの定期券の割引率や、何日使えばお得になるのか、など調べてみましたので紹介して参ります。
目次
定期券の値段はどれくらいおトクなの?
定期券の値段は当然、乗車する区間の距離、期間で異なる。
普通に乗車料金を払う場合と比べてどれくらいお得なのでしょうか?
区間
JRの定期券の値段は区間ごとに異なりますが、そもそもどれくらいお得になるのか、ご存知でしょうか。
どれくらいの費用がお得になるのか、まずは例として通勤定期券で調べてみました。
調査した区間はJR横浜駅とJR東京駅間の、JR東海道本線と山手線とを利用した、通勤定期券について調べてみました。
横浜から東京までのJR線の運賃は470円となります。(ICカードの場合は、464円)
1ヶ月の通勤定期券の料金は13,900円、3ヶ月は39,610円、6ヶ月では66,700円となります。
1ヶ月の通常の勤務日数は22日程度(1ヶ月を30日として週休2日の、1ヶ月8日間休日がある想定)ですので、切符を毎日購入する場合を考えると、片道470円の区間を22往復する前提で計算すると、1ヶ月では20,680円となります。
よって1ヶ月では6,780円も安くなり、定期券としては約33%程度の割引率となります。
一般的な通勤で使用する定期券は一か月30日のうち20日使用すればお得ということになります。
一か月間のうち10日は土日で休みになることが多いので週休2日の場合は定期券を購入することがいいことになります。
期間
さらに、3ヶ月の場合、1ヶ月22往復で、それを3ヶ月分とすると切符の料金は62,040円となり、割引率も約4割引、さらに6ヶ月の場合には124,080円となり、約4.5割引の計算となり、長い使用期間の定期券を購入する事により、割引率が高くなるのです。
このように、JRの定期券の場合には最大で45%程度の割引率となることもありますので、自分の定期券がどれくらい得をしているのかどうか、調べてもらってもよいかもしれません。
定期券は月に何日以上乗れば得?
先ほどの横浜から東京の間の運賃である470円を基準にした上で、もう少し、お得な部分について調べて参ります。
ずばり、JRの定期券は月に何日以上乗れば得をするのでしょうか。
先ほどの例で少し計算をしてみました。
例えば、1ヶ月の横浜から東京までの通勤定期は13,900円となります。従いまして、単純に片道の料金である470円で割ると、約29.6回程度乗れる計算となります。
ただこの数字は片道の回数となるため、おおよそ29回程度乗れるとして、1日2回乗車する計算ですと、定期券の料金が、横浜から東京を往復の、14.5日分となります。
従いまして、1ヶ月の間においては、15日間以上JR線を利用することによって、得をしていく計算となります。
さらに3ヶ月分の場合は43日以上、6ヶ月分の場合は71日以上乗車する条件であれば、それぞれの定期券購入の際には、お得になってきます。
従いまして、JR線の場合には長い期間を定期券の使用日数として有効活用することが、お得になるのです。
また、通学定期の場合にはさらああてかかなに割引率が高くなる傾向となっています。
例えば、横浜から東京間の1ヶ月の通学定期(大学)は、7,850円となり、1ヶ月の通勤定期券よりも、約45%の割引となり、約9日間往復するだけで、1ヶ月分の定期がお得になるのです。
このようにJRの定期券においては、割引率も高く、さらに学生が利用する通学定期の場合にはさらにお得がありますので、お金があまりない場合においても、通勤、通学費を抑えるためにも6ヶ月の定期券をご購入されるのがよろしいかと思います。
JR定期券は1ヶ月より3ヶ月、6ヶ月、1年と購入できる?
JRの場合では、定期券の有効期間が1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の3種類のみとなります。1年間有効の定期券はありません。最近では、首都圏の鉄道会社において1年間の定期券を購入できる仕組みが増えていますが、JRの場合は3種類のみです。
なお、JRの定期券においては、1ヶ月よりも3ヶ月、3ヶ月よりも6ヶ月の方がお得になります。
JR定期券をボーナス払いする方法
半年分の定期券はお得だけど一括の支払いが大きい!
定期券の購入の際にクレジットカードで支払う場合があるかと思います。
では、その場合、基本的には一括で支払うことになります。
でも、6ヶ月ともなると定期代は結構な値段。
そこだボーナス払いという仕組みはそもそもあるのか調査しました。
JRの場合、例えば、JR東日本が発行するビューカードであれば、ボーナス払いも可能となり、さらに購入時のポイントも付与されることになります。
ただ、JR東日本が発行するビューカード以外の、他の会社のクレジットカードで決済をする場合には、ボーナス払いは基本的にはありません。
また、分割払いでの対応もできるカードがありますので、みどりの窓口などで詳細を確認してみてはいかがでしょうか。
長期購入時のメリット
お得な半年定期券ですがデメリットもあります!
JRの定期券を長期に購入するデメリットとしては、主に2つあります。
更新を忘れる
定期券は月単位で、JRの定期券の継続手続きをする必要がないことです。
継続手続き自体はいたって簡単ではあるのですが、定期発行の手続きの際に決済をしなければならず、そのために窓口や自動券売機に並ぶ可能性が高いです。
更新を忘れて改札通過時に気がつくなんてことも。
一方、6ヶ月の定期を購入した場合には、それが年間で2回のみの手続き作業となり、お得間があります。
途中で経路変更、返金のデメリットは?
もう1つはJR定期券の割引率の高さです。
例えば、1ヶ月よりも3ヶ月、3ヶ月よりも6ヶ月の定期の場合には、その定期券の割引率も高くなっています。もし同じ区間で購入する場合には6ヶ月の定期を購入されることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。JRの定期券も有効期限が6ヶ月になる場合には、かなりのお得感があります。
逆に1ヶ月で15日未満の定期券利用の場合には、定期券を購入するよりは、JR駅で回数券が販売されていたりしますので、そちらを使うのが便利かと思います。
まずは自分が普段、JR線を利用する区間とその料金を踏まえ、利用したい区間の定期券の料金を調べてみてはいかがでしょうか。