年末調整に記載するマイナンバーの確認方法はあるの?
マイナンバーを書くように求められているけどその番号が解らない。
マイナンバーを簡単に確認する方法はないの?
そんな場合に年末調整へのマイナンバーの確認方法について説明します
年末調整に記載するマイナンバーの確認方法
年末調整の用紙にマイナンバーの記載欄があるけど解らない。
会社からマイナンバーを提出してほしいって依頼があったけど解らない。
さてどうすればいい?
まずマイナンバーがどうやって割り振られるか確認してみましょう。
マイナンバーというのは、日本に住む人全員に割り振られる番号です。
マイナンバー=国民番号
ってことです。
だから今の時点で日本にいるあなたにもマイナンバーは割り振られています。
申請をしていないとか受け取っていないということであっても役所にはあなたのマイナンバーが登録されてるんです。
そのため、2015年10月に日本在住であった人は当時住んでいた住所の市役所でマイナンバーが用意されています。
当時、市役所からはあなたの当時の住所宛てにマイナンバーの通知カードが送付されてきたはずなんです。
郵便物は「簡易書留」できていたはず。
簡易書留は受け取る人がいないと郵便局員が持ち帰ってしまう郵便物です。
そして7日間以内に電話して再配達を要求していない場合はそのマイナンバー通知カードは市役所に返却されています。
だから、受け取らなかったマイナンバー通知カードをあとから知りたい場合は、あなたの住む町の市役所に出向く必要があります。
ちなみに通知カード自体は運転免許証程度の紙です。
ペラペラの紙です。
持ち歩くには不向きなカードです。
一方マイナンバーカードというのはマイナンバーと顔写真、ICチップを一緒にしたカード。
そのためマイナンバーカードが必要な場合は申請が必要になります。
でもマイナンバーカードは必須ではないので作っていない人のほうが多いですね。
免許証を持っていれば大抵マイナンバーカードの作成は不要でしょう。
私も現時点では作っていません。
マイナンバー通知カードを受け取る前に引越しした
マイナンバー通知カードは2015年10月に日本在住の人にその住所への送付となりました。
そのため2015年の10月は住んでいても、通知カードが届かず引越しをしてしまった場合はどうなんでしょう。
このような場合は、新しい住所で転入届を役所に提出する際に、
「以前の住所でマイナンバー通知カードを受け取っていない。新しい住所宛にマイナンバー通知カードを郵送してほしい」
と依頼しましょう。
普通は転入届を出す際に確認されることになるのでもらっていない場合はそこで伝えてください。
この場合、前の住所からの一度今の住所の市役所を経由するのは一か月くらい時間がかかります。
会社などから提出を要求されている場合は、その旨伝えておきましょう。
マイナンバー通知カードを受け取りにいく時間がない
マイナンバー通知カードが、市役所にあるのが解った。
でも、市役所は平日しかやっていないので受け取りにいく時間がない。
そこで家族が代理で受け取ることもできます。
その場合は同じ住所に住んでいる場合は、代理人が免許証などの本人確認ができるものがあればOKです。
家族以外の人が代理になる場合は委任状が必要になります。
委任状のフォーマットは市役所のホームページなどで確認できますよ。
家族も代理人になるような人もいないし平日市役所にも行けない。
そんな場合でもマイナンバーを知る方法があります。
それが自動交付機。
自動交付機で「住民票の写し」を発行することでマイナンバーを知ることができます。
住民票の写しにはマイナンバーが記載されているのです。
この自動交付機は市役所だけではなく大きなスーパーなどにも設置されます。
市役所まで来られない人のために役所の出先機関として存在するんですね。
自動交付機の設置場所についてはあなたの住んでいる町のホームページを調べてみてください。
自動交付機によってはマイナンバーの印刷まで対応していない可能性があります。
実際にプリントして確認してもいいですが、市役所のホームページでいっしょに確認してみましょう。
それでも不明なら市役所に電話して聞いてみるのがいいですね。
だいたいマイナンバーを扱っているのは「総務課」となっているようですね。
年末調整へのマイナンバーの確認方法はまとめ
マイナンバーは2015年10月に日本に住んでいる場合はかならず存在します。
だからわからいということを今の住所の市役所に連絡することでも相談に乗ってくれるでしょう。
でも平日の昼間だけですね。
自分の代わりに受け取りにいってもらうか、自動交付機を確認してみましょう。