父の日に甚平をプレゼントとして選んでみてはいかがでしょうか?
父の日は毎年あるので何を選んでいいかわからなくなりますよね。
しかも迷ってしまってしょうがないです。
そんな日本人のお父さんに贈る父の日の迷ったらプレゼントとして甚平はいかがでしょうか?
父の日は6月第3週。
これから暑くなっていく季節
そんな夏に向けて部屋着としてオススメなのが甚平。
浴衣や着物、ちょっとしたブランド品に比べて価格も控えめで買いやすい。
さらに、よほど洋装ばかりしているお父さんでなければ会社からの帰宅後甚平を着てリラックスする姿に違和感はないはず。
お店で甚平を観ると、安いものが目に付くけどいったいどれくらい高級なものまであるのか?
有名ブランドとかってあるの?甚平の生地としては何かいいの?
そんな疑問にお答えします。
父の日に甚平のプレゼント選ぶメリット
父の日は6月の第3日曜日。
梅雨の真っただ中というような季節ですが、梅雨が明ければそこはもう夏。
ちょうど甚平の季節にもあうのでプレゼントとしては最適な季節だとおもいませんか?
甚平は部屋着としてとっても優れていて
「通気性」が良い。
ゆったりとした着心地で身体を締め付けられることが無いので通気性はバッチリです。
「吸水性」が高い。
汗をかいた時でも乾きやすいという特徴があります。
「着こなしが簡単」
浴衣と違い帯がなくただの紐で結ぶだけ簡単ですね
だから夏場には特に向いています
しかも甚平をプレゼントして、着てくれないお父さんって以外に少ないんです。
自分で買って着てみようと思う人はなかなかいないんですけど、もらったものなら1度くらいは着てみますよね。
そうするとですね、
はまるんですよ、着心地の良さに(^^♪
甚平に最適な生地3選
実は甚平としては日本で有名なブランドと呼べるものはありません。
だからといって、なんでも良いわけでもなくできるだけいいものをプレゼントしたいですよね。
スーパーや百貨店で気軽に購入できる甚平は、やっぱり中国製
ちゃんとして父の日のプレゼントとして贈るならやっぱり日本製がいいですよね!
甚平に使用されている生地に関しては国内でブランドとして売っているものがいくつかあります。
日本製で、ちゃんとした生地を使っているものが送る側としてもイイって思いますよね
そこで私が日本国内で流通している甚平の生地3選を選んでみました。
甚平としてのメリットを十分に生かせる生地というのがベスト
- 滋賀県の「近江ちぢみ」
- 福岡の「久留米ちぢみ」
- 高知の「阿波しじら織」
が高級甚平の生地としてはベストだと思います。
阿波しじら織、久留米ちぢみは綿製品で、近江ちぢみは麻製品となります。
久留米ちぢみ
綿のやさしい肌ざわり、軽くて涼しい夏の素材として、大好評を得ています。
たて糸に透かしを入れ、生地の整理加工工程でタンブラー機に掛けます。透かした部分の横糸が縮むことによりの凹凸感が生まれ、清涼感のある風合いが出ます。
着込む程に肌になじみ、通風性も抜群です。縮ませた生地ですから、洗濯後でも縮むことはありません。
阿波しじら織
木綿織物で外見の美に様々な工夫をこらしたといいます。
「阿波しじら織」は明治維新当時、阿波阿宅村の織女“海部ハナ”が雨に濡れそぼって縮んだ布に出来た凹凸をヒントに苦心研究の末考案したといいます。
経糸(たていと)の張力差を利用して独自のシボを出すのが特徴です。
近江ちぢみ
”近江ちぢみ”は伝統ある技術によって織り上げられた生地に昔ながらの匠の技と新しい技法を駆使して創り出された ”しぼ”加工品です。形状保持性に優れた”しぼ”はその形状から肌との接触面が少なくべとつき感もありません。
通気性があり爽やかな清涼感が味わえます。
また、 ”揉み込み”による加工が生地の硬さを和らげ、シャリ感と抜群の肌触りが得られます。
一般的に麻と綿のイメージは下記のようになっています。
通常の洋服でも、綿のほうが柔らかく、麻というと半纏などでよく見る感じですよね。
でも、好みもあるのでどちらがいいとは断言しません。
木綿
良い特徴:肌触りがよく涼しい。吸水性に富み、熱に強くて丈夫。
悪い特徴:縮みやすい。シワになりやすい長時間日光にあたると黄変しやすい。
麻
良い特徴:通気性が良く、水分の吸湿や発散性に優れているため、清涼感がある。水に濡れると強くなる。
悪い特徴:シワになりやすく、摩擦で毛羽立ちやすい。保湿に乏しい。濃い色は白けやすい。
あなたはどちらの生地を選択しますか?
価格帯については下で記載します。
高級甚平の相場は?オーダーメイドってどうなの?
甚平って高級そうな商品をネットで見ていても意外に高くないんですよね。
「近江ちぢみ」を使用した甚平の値段が高い傾向が出ていますね。
だいたい2万円~3万円
次に値段が高いのが「阿波しじら織」で1万円~2万円、比較的安いのが「久留米ちぢみ」で1万円以下。
でも、高級な甚平っていってもオーダーメイドである必要って全然ないと思うのですよ。
甚平はそのデザインの都合からかなりゆったりしています。
上着の袖も、ズボンの裾も短めに作られているので長さが足りないとはならないです。
(ちなみに似たような服で作務衣というのがありますがこちらは裾も袖も短いと変)
そのため、オーダーメイドで高級なものに拘る必要性が、私的にはまったくないかなと思います。
一般的な体型であればM、L、LLあたりのサイズから選んで購入しても問題はないです。
よっぽどすごい体系であれば、購入前に一度お店に聞いてみた方がいいかもしれませんが。
私個人の意見ではオーダーメイドにするくらいならサイズで購入して値段を上げた方が良いと考えてます。
名前入れサービスなどを利用して特別感を出すのもいいですよね。
まとめ
自分も父親もある程度年を重ねてくると、変に特別感を出すよりもこういった通常利用が出来てしかもちょっとおしゃれなものの方が使い勝手がよかったりするんですよね。
そういった父の日のプレゼントの選択肢を見ていたところにこの甚平というものが目について、
コレだ!!
って思ってしまいましたね。
実際、父親は部屋着として夏場に良く甚平を着ていたのでなおさらプレゼントしやすかったというものありますが。
プレゼントして喜ばれたかと言われると「ありがとう」とは言われました。
もちろん、その後着てくれているようです。
甚平は父の日のプレゼントとしては外していないことは確信しています。