お祭り

唐津くんち宵山、曳山は何時から何時まで?コースと日程、場所取り情報

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毎年11月に佐賀県の唐津神社を中心に行われる唐津くんち

今回の記事は、佐賀県の唐津まつりで、初日の宵山、2日目、3日目の曳山の曳き廻しの行われる時間が何時から何時までか?

街中を曳き回される曳山の通過コースと日程のお話です。

もちろん、曳山をみるならこの場所というおすすめの場所取り情報も紹介します。

3日間で50万人の人出がある、佐賀県の唐津くんち。

唐津くんちは10月に長崎で行われる、長崎くんち、10月下旬に行われる博多おくんちと合わせて3大くんちと呼ばれます。

同じくんち祭りという名前ですが、その内容はまったく変わってきます。

唐津くんちの特徴と言えば漆塗りの豪華絢爛な曳山(やま)!

「エンヤー、エンヤー」の掛け声に合わせて綱を引いていきます。

ちなみに曳山は「ひきやま」ではなく「やま」って読むんですね。

この唐津くんちの曳山にスポットをあてて曳き廻しの時間とコースを確認しておきましょう。

おまけ情報として曳山の場所を確認するスマホアプリがありますのであわせて紹介しておきますね

 

唐津くんちの宵山、曳山は何時から何時まで?コースと日程

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唐津くんちのメインとなる曳山の巡行は3日間すべてで行われます。

この3日間の曳山の時刻とコースについてまず確認しておきましょう。

唐津くんちは、毎年11月の2,3,4日の3日間で行われます。

各日程の時間とコースを確認していきましょう。

 

宵山(1日目)

巡行時間:19:30~22:00

11月2日に行われるのが宵曳山(よいやま)

そのコースは以下の通りで19:30に唐津市役所横から刀町の赤獅子が出発。

途中から各町の曳山が合流して列を構成していきます。

 

東は宮島醤油まで行き引き返し西は江川町まで巡行します。

最終的には14台の曳山が唐津神社へ向かいます。

唐津神社前に全14基の曳山が並べられ終了です。

 

雨が降っていたり雨の予報などがある場合は曳山展示場に格納されます。

曳き廻しが行われるのが19:30からとなるので提灯に火が灯され幻想的な雰囲気と祭囃子の中進んでいきくので見逃せない日ですね。

 

1,3日目曳山コース:

 

お旅所神幸(2日目)

巡行時間:9:30~16:30

唐津くんち2日目は、朝9:30より順番に唐津神社前から出発していきます。

巡行の前後には、唐津神社の神輿2基と、大石神社の神輿が行列の前後に付きます。

その後は宵山と同じルートで市内を巡行していきます。

 

異なる箇所は途中、西の浜お旅所明神台へ行くこと。

西の浜お旅所明神台は足元が砂になっているんですねぇ。

この砂場を曳山を曳いて行くので車輪は埋まり回りません。

そのため曳山を引く、向きを変えるとなると相当な抵抗があることが想像できます。

ここは、唐津くんちの一番の見どころとなっており「曳き込み」と言われます。

曳き込みが開始されるのは正午。

 

14基全曳山がいったん西の浜お旅所明神台に揃います。

ここで各町内2時間弱の休憩の後、再出発していきます。

この砂場から出すことを「曳き出し」と呼びます。

 

その後、江川町を周り各曳山は各町内に帰っていきます。

 

2日目曳山コース

 

町廻り(3日目)

巡行時間:10:00~17:30

そしてから唐津くんちの最終日。

この日は前日に各町内に帰っていた曳山が早朝のうちに唐津神社前の参道に移動されます。

そして10時に初日と同じコースで曳き廻しが行われます。

2日目の行列とは異なり神輿は付きません。

 

これは3日目が町人の為の祭り日となるためです。

この日は12:30頃に一度、唐津駅前に整列します。

 

そして各町2時間の休憩後出発し、最終的に曳山展示場へ格納されます。

曳山展示場に格納された曳山は来年のくんちまで曳山展示場にて展示されます。

 

唐津くんち!曳山ナビ!

唐津くんちの曳山の場所を確認することができる曳山ナビというスマホアプリがあるんですよ。

もし唐津くんちに行くのであれば入れておきましょう。

各町内の曳山のスタート地点も確認できるので宵山ではとっても有効ですよ。

GoogleApp版

iOS版  

 

 

唐津くんち 宵山、曳山での場所取り情報

見学の穴場時間

唐津くんちの曳山見学は決まった時間に曳き廻しが行われますが、ここでは決まっていない曳山の移動時間が存在しています。

曳山はくんち一日目の朝まで曳山展示場に格納されており、初日の朝に各町に移動されます。

そして各町にて1年分の汚れを落とし磨かれ宵山のスタート時間を待つことになります。

 

そのため朝早く曳山展示場に来ると全曳山の移動シーンを見ることができます。

また、3日目の朝も同様で前日に各町内に戻っていた曳山が唐津神社の参道に並べられます。

この移動時間、参道に並べられているタイミングは見学の穴場になります。

全曳山が揃った状態で近くで見学できる上に、朝早い時間になるので混雑も少な目で穴場です。

 

宵山の穴場スポット

唐津くんちは3日間で70万人の人出がありますが、意外と道幅は広くないため、唐津神社周辺は非常に混雑します。

また、初日の宵山は19:30のスタート時点では1基のみでスタート、そして巡行路の途中で各町内の曳山が参加しいく形式を取ります。
そのため、宵山で全14基の曳山を見学する場合は江川町の七宝丸が参加した後の場所で見る必要があります。

もちろん、唐津神社参道で待っていれば問題ないですが混雑もすごい状態です。

ですので、曳山を待つのであれば江川町後のコースの最も西のエリアで見ることですね。

 

最後に唐津神社前まで戻ってきた曳山は全基、唐津神社前に並べられます。

この時間は23時頃になりますが宵山で提灯を灯した勢ぞろいの曳山をすべて観ることができるチャンスでもあります。

動かないので写真撮影にも向いてますね。

 

西の浜お旅所明神で見るなら何時間待ち?

西の浜お旅所明神の前で曳山をみる場合は少なくとも

先頭の到着2時間以上前

には来ておくことをオススメします。

基本的には見学は歩道ですることになりますが西の浜お旅所明神側の歩道だと横姿になってしまいます。

一方道路を挟んで反対側であれば曳き出しを正面から見ることも可能です。

そういったことも考えて場所取りをしたいですね。

ちなみに近くに歩道橋がありますが残念ながらこの上から見学することはできません。

階段途中も取材用に使用できますが一般の人は上がれないので場所取りが命です。

曳山を引き込む砂場の周辺でも撮影は可能です。特に席などは決まっていないので引き込みの撮影をしたい場合は早めに訪れて場所を確認したほうがいいですよ。

とにかくここは動画のように混みます、ご注意を。

 

 

 

曳山巡行中のおすすめスポット

先にも書きましたが、唐津神社の周辺が意外と混雑します。

そのため駅から離れていると意外といい場所から観ることも可能です。

そういう意味では、曳山巡行コースのうち、南半分下の唐津駅側のコース中で見るのがおすすめ。

路地でカーブのところで待っていれば正面から曳山を見ることも可能ですね。

例えば下記のような場所だと唐津駅方向から曳山が来てここで左折します。

ここで待っていれば曳山を正面から撮ることもできますよね。

とにかく見学メインであれば唐津神社前からは離れてみること。

移動距離も長いのでコースの前半で待っていればその後移動しながら場所を探すこともできます。

細い路地で観た方が必然的に曳山との距離も近くなるので迫力は十分楽しめると思います。

 

 

唐津くんちに参加している曳山一覧

最後に現在唐津くんちに参加している曳山の一覧です。

昔は15基存在したようですね。

巡行順 町名 曳山飾り 制作時期
1 刀町 赤獅子 1819年・文政2年 
2 中町 青獅子 1824年・文政7年
3 材木町 亀と浦島太郎 1841年・天保12年
4 呉服町 九郎判官源義経の兜 1844年・天保15年
5 魚屋町 1845年・弘化2年
6 大石町 鳳凰丸 1846年・弘化3年
7 新町 飛龍 1846年・弘化3年
8 本町 金獅子 1847年・弘化4年
9 木綿町きわたまち 武田信玄の兜 1864年・元治元年
10 平野町 上杉謙信の兜 1869年・明治2年
11 米屋町 酒呑童子と源頼光の兜 1869年・明治2年
12 京町 珠取獅子 1875年・明治8年
13 水主町かこまち 1876年・明治9年
14 江川町 七宝丸 1876年・明治9年
消滅 紺屋町 黒獅子  

地元の子は「10人のインディアン」の曲を流用して曳山順序を覚えるらしいですよ。

赤獅子青獅子浦島太郎、義経鯛山鳳凰丸(この歌ではほうまる、と発音する)飛龍、金獅子武田上杉頼光、珠取鯱七宝丸

 

 

唐津くんち宵山、曳山は何時から何時まで?コースと日程、場所取り情報まとめ

毎年11月2,3,4日に佐賀県で行われる唐津くんちですがかなり混雑しますよね。

スタートを見に行かずに、途中で見学するなどして自分の目的に沿った場所でみれるといいですね。

やっぱり個人的には宵山の雰囲気が好きですね~

初日平日の夜ですが、開始時間が19:30と遅めだし翌日が休み。

会社にカメラをもっていってそのまま撮影に行くということもできますね。

ただ、博多方向には23時になると電車が無い・・・・

唐津くんちは長崎くんちと同じくんち(九州北部における秋祭りをくんち(供養)という)ですが、内容も言葉もメイン行事もぜんぜん違うので面白いですね。

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。