成田祇園祭は毎年7月に行われる祭。2022年の開催日はいつか知ってますか?
コロナにより3年ぶりの開催です!
この記事では成田祇園祭の2022年の開催日と各日程での終了時間は何時までか?
そして成田祇園祭のスケジュールと見どころを紹介します!
2022年も晴れるといいですね!雨が降ると美しい山車にビニールがかけられてしまいますからね。
目次
成田祇園祭2022の開催日はいつ?
成田山新勝寺で毎年行われる成田祇園祭。
毎年3日間で40万人以上の人出があり年々観光客が増えているとのこと。
2022年の成田祇園祭は7月の8,9,10日の3日間行われます。
成田祇園祭は毎年、7月8,9,10日に直近の金・土・日曜日に行われます。
場所は成田山新勝寺周辺と成田駅までの間の道を車両禁止にして行われます。
屋台や山車が引き廻される祇園祭では珍しく成田山新勝寺周辺は坂が多いのが特徴。
もともと成田山祇園会というお祭りは成田山が管理している湯殿山権現社を中心とした祭礼でした。
このお祭りは少なくとも300年は続いているお祭りなんです。
時代と共に成田山奥之院御本尊大日如来の祭礼に変わってきましたが当時の湯殿山権現社があった場所の成田駅近くに金曜日の夜一泊するというイベントは残されています。
ちなみに土曜日の夜は成田山新勝寺に戻され夜を過ごしているんですよ。
成田祇園祭の山車や屋台は結構長い時間街中を巡行します。
そうなると気になるのが成田祇園祭の開催時間って夜はいったい何時までなのか?
成田祇園祭は3日間行われますが各日のスケジュールで開催時間や終了時間、夜は何時くらいまで行われているのかを見てみましょう。
令和4年は、新型コロナウィルスの感染拡大防止の対策をして、開催することが決まりました。 下記を参考にお祭りをご覧になる場合はご協力をよろしくお願いいたします。
●山車屋台の運行時間の短縮
・11時00分から20時00分(納車)
●本年は、3日間とも山車屋台の密を避けるために全町内の山車屋台が1ヶ所に集まるイベントや総踊りは致しません。
●お客様の感染防止対策のため本年は露天商さんのご配慮により参道には露天商は、出店致しません。
●参加する山車屋台は、例年通りではございません。
成田祇園祭の各日のスケジュールと見どころ紹介
7月8日(金曜日)初日
13時30分~ 大本堂前
安全祈願、鏡開き、山車・屋台 競演(総踊り)
成田祇園祭のスタートを飾るのが成田山新勝寺の大本堂前で始まる安全祈願、鏡開き。
初日(金曜日)に執り行われる、安全祈願及び鏡開きは成田祇園祭の始まりを告げる厳粛な行事が安全祈願、鏡開き。
成田山新勝寺の大本堂前に10基の山車と屋台が並べられ行われる祇園祭り最初のイベント。
3日間の祇園祭の安全を願う儀式になります。
初日で平日とはいえ、成田山新勝寺の大本堂前にはたくさんの見物客が訪れます。
大本堂前にはこの後の総踊りなども行われる関係上、一般観光客が見学できるスペースが非常に限られているんですね。
最終日に比べるとまだ見学客は少ないはずですがいい場所で見学するなら早めの場所取りが必要そうです。
私は初日に行ったことがないのですが最終日と同じであれば大本堂側からも見学はできるので大本堂階段の上で見えやすい場所を確保したいですね。
本堂正面とは通路、階段上は特別席なのでそれ以外の場所であれば見学できると思います。
逆に大本堂前の階段下、特に大本堂に向かって左側は台車や屋台の通路となるのでロープの内側に入らないと怒られますw
安全祈願、鏡開きの終了後、成田山交道会の若者頭と副頭の合図で一斉に始る総踊り。
各町内の山車・屋台からのお囃子にあわせて威勢よく踊ります。
その後10基の山車・屋台が順番に大本堂前に出て踊りの奉納を行います。
奉納の済んだ山車・屋台から成田山新勝寺を出て町内や表参道へと繰り出して行きます。
実は各町の山車や屋台は、朝の8時頃から出発し12時過ぎに成田山新勝寺の本堂前まで移動するんですね。
だから、街中では山車や屋台の運行自体は午前中から観ることができます。
各山車や屋台は何度か休憩しながら決まったルートを22時頃まで町内を練り歩きます。
7月9日(土曜日)中日
9時00分~ JR成田駅前広場
山車・屋台 競演(総踊り)
中日(土曜日)、JR成田駅前での総踊りから2日目がスタートします。
権現山から御輿が進発した後、花若連 若者頭の合図に合わせて成田駅前で一斉に総踊りが行われます。
各町の総踊りが終了後、山車・屋台は、町内や表参道へと繰り出して行きます。
成田祇園祭の2日目の総踊りが9時から行われますが、この日は成田山新勝寺に山車や屋台が向かうことがなく街中を屋台がひたすら練り歩きます。
各町朝7時くらいから山車屋台の運行を開始し、成田駅前で総踊りを行い、夜の22時まで運航します。
なお、山車や屋台は毎日各町の御神酒所から出発し、夜に御神酒所に戻ってくることになります。
※権現山について
祇園祭初日、大日如来を乗せた御輿は成田の旧町内を練り歩き、夜はお忍びでJR成田駅そばの湯殿山権現社(ゆどのさん ごんげんしゃ)に一泊します。
7月10日(日曜日)最終日
13時00分~ 山車・屋台 総引き( 門前~薬師堂)
16時30分~ 御輿還御式
最終日(日曜日)の見どころと言えば総引き!!
成田山表参道仲町の坂を山車・屋台が駆け上がります。
成田山新勝寺の山門から薬師堂まで続くこの坂は300メートルほどの距離で20メートルほどの高低差があるほど急な坂です。
しかもまっすぐな道ではなく緩やかなカーブを描いており、この坂を順番に各町の山車や屋台を引き上げます!
引き手たちによって山車・屋台が威勢よく一気に坂道を駆け上がる様子は成田祇園祭の中では一番の見どころ。
総引きが行われる成田山門前から薬師堂まで門前仲町は結構狭いので見学には注意が必要ですね。
上の写真のように山車、屋台が結構道いっぱいに通るので見学には要注意。
ちなみに、総引きのゴール地点ともいえる薬師堂付近はたくさんの見学客で大混雑しているので山車を間近にみたいのであれば坂の下の方で見学するのがお勧めなんですよ。
山車の上に乗っている人たちは建物の2階に手が届きそうな距離。
そのため2階席で見ている観客からおひねりが渡されているのが印象的でした。
そして、各町の山車や屋台は前日までと同様に街中を練り歩き、だいたい15時を目安に成田山新勝寺の大本堂前に集結します。
全ての山車、屋台が勢ぞろいし迎え入れるのが成田山新勝寺のお神輿。
成田山新勝寺の急な階段を駆け上がり大本堂前に入ってくる神輿は必見です。
階段の上で神輿が入ってくるところを見ることができるのですが狭いので注意が必要です。
そして行われるのが「御輿還御式」
御輿還御式
16時30分から御輿還御式が行われます。
3日間の渡御を終えた御輿を、山車・屋台が揃ってお出迎えします。
大本堂前に並ぶ各山車、屋台に挨拶をするように大本堂前を一周した神輿はまた一年間の眠りにつきます。
その後は再び総踊り!!
成田祇園祭の締めくくりとも言える山車・屋台 競演(総踊り)が行われます。
成田祇園祭の夜も必見!!
成田祇園祭の山車、屋台の運行ルートや時間を確認すると夜22時近くまで運航が行われます。
そのため暗くなっても街中を山車屋台が運行されますが、この時間帯もまた見どころです。
昼間と違い、夜の屋台は幻想的です。
可能であれば19時以降まで祭りに留まってこの夜の屋台や山車を見学してほしいですね。
街中も祇園祭用にライトアップされている個所もあり見逃せませんよ。
夜の見どころとなると、薬師堂前もいいですが、成田山総門前、あまり知られてませんが電車道のトンネルも写真映えする場所ですね。
この3か所で夜の山車や屋台を見学するのがお勧めですよ。
でも、夜は山道に山車屋台が並ぶことになるのでその分、参道の混雑はピークになるんですよね。
ですので山車や屋台を楽しんで満足したら横道から成田駅へ向かうようにしましょう。
成田祇園祭2022の開催日はいつか、終了時間についてまとめ
成田祇園祭の開催日は2022年7月8日~10日の3日間!
見どころは総踊りと総引き、そして可能であれば夜の成田祇園祭を楽しんでもらいたいですね。
成田線は本数がそれほど多くないので帰りの時間を決めて行動したいですね。
こういうお祭りは地元の人間が羨ましくありますよ。