柏まつりの名物というと柏ねぶた。
なぜ柏でねぶたなのか?青森のねぶたとの関係が何かあるの?
青森のねぶたとの関係する共通点はなんなのか?
柏まつりで披露される柏ねぶたのサイズはどれくらいの大きさなのか。
なぜ柏ねぶたのサイズはそのサイズでなければならないのか?
なぜもっと大きくしないのか?
そんな疑問にお答えします
また、柏まつりにおける柏ねぶたのルートと見学するならこの場所がいいと思う場所を3か所ご紹介
柏まつりの名物柏ねぶたの青森との関係性、柏ねぶたのサイズとその理由、柏ねぶたのルートとベストな観覧場所についてご紹介します
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目次
柏まつりと青森のねぶたとの関係
なぜ、千葉県柏市でねぶたがあるのか疑問に思いますよね。
柏ねぶたは1994年から始まっていてそれほど古いイベントではありません。
柏でねぶたが行われた理由は柏市と青森県の柏村(現:つがる市)と交流があり、その中で柏のお祭りでのねぶたが実現したんです。
この時は、青森から跳人や運行、囃子を呼んで一回限りのイベントとしておこなわれました。
しかし、翌年から地元の開催を望む声にこたえる形で柏ねぶたが開始されました。
それから、20年ほど経ちますが、現在では、
「平将門」「津軽為信」「安倍晴明」
の3基のねぶたがお祭りで使用されています。
この柏ねぶたの作成は、青森のねぶた祭りでねぶたを作成している名人の一人で現役ねぶた師の中では最高齢、
千葉作龍
という方が作成しているので、まったく青森のねぶたと関係のないわけではありません。
この方は青森ねぶた界では有名な人で、ねぶた師のリーダー的役割を担い、他のねぶた師のサポートや後進の育成を積極的に行っているスゴイ人だそうです。
でもあまり、そのあたりは柏まつりでは大きく情報発信されていないんですよね。
なんで、柏でねぶたなのか?それをもっとみなさんに伝えていってもいいと思います。
柏まつりの柏ねぶたのサイズとその理由
柏まつりで披露される柏ねぶたのサイズは
- 幅6メートル
- 高さ3メートル
- 奥行き4メートル
となっています
なぜこのサイズになっているかというと柏まつりが行われる柏駅周辺の道路は広いところでも片側一車線で広くないんですね。
その為、ねぶたの横サイズもどうしてもその道幅の影響をうけます。
また、柏駅のバスターミナルの上はデッキになっており、バスターミナルの上を道を渡るために利用できます。
その為、高さ制限もあるため高さは3メートルとなっています。
このサイズの為、ねぶたは柏専用のサイズとして作成されています。
青森のねぶた祭りで使用されるねぶたのサイズは
- 幅9メートル
- 高さ5メートル
- 奥行き7メートル
となり柏ねぶたのサイズは青森ねぶたの60%ほどのサイズになっています。
柏まつりにおける柏ねぶたのルートと観覧場所、写真撮影のコツ
柏まつりにおける柏ねぶたのルートは南口商店街からスタートします
観覧場所についての考察
柏ねぶたのルートは上記のようになりますが、基本的には西口ステージを中心に見るのがいいですね。
その理由は、西口ステージでは「ねぶたの代表的なお囃子の披露」が行われるからですね。
さすがにねぶたと一緒に囃子や跳人、太鼓などの移動が難しいので西口ステージに固定されます。
ねぶた自体は上記のルートで移動しますが音楽を楽しむのであれば西口ステージ周辺で楽しむのがベストになります。
また、柏ねぶたは場所の構造上、2階から見下ろすことができるのですがねぶたを見下ろすことができる場所は非常に珍しいんですよね。
ですから1度くらいは2階デッキからみおろしておきましょう。
見下ろす場所としては南口商店街からバスターミナルに入ってくる場所がベストです。
ここなら通り過ぎた後、下に移動して別アングルからみることもできますからね。
柏ねぶたのルートは西口ステージまでくるとあとは各商店街(図の1,2,3)を往復するので見学する機会は十分あります。
ルート:
南口商店街→線路沿いに北上→西口ステージ→あさひ通り(Uターン)→西口ステージ→西口本通り(Uターン)→西口ステージ→高島屋
柏ねぶたの写真を撮影する場合のコツ
ねぶたの撮影といえば、暗闇に浮かび上がる勇猛な姿の写真を撮りたいですよね。
そのような場合はできるだけシャッター速度を上げて撮影することをお勧めします。
そうすることで明るい部分だけが撮影され、周辺の暗いところは暗いままになり非常に雰囲気がある写真が撮れます
具体的にはシャッター優先の設定で、100分の1秒程度のシャッター速度で撮影してみましょう。
その時の写真の写り具合で、明るすぎると思ったらシャッタースピードを上げる。
暗すぎると思ったらシャッタースピードを落とす方向で撮影します。
ホワイトバランスを「日陰」「曇り」モードで撮影すると黄色っぽくなります。
オートで撮ると白を白っぽく写してしまうので好みに分けて撮影しましょう。
明るい時間帯であればオートのまま撮影した方がいいですよ。
あとは、ねぶたができるだけ動いていないタイミングでの撮影が必要なので、高島屋裏に引き上げた直後あたりに止っているねぶたを撮影すると失敗が少ないかもしれないですね。
まとめ
柏ねぶたはサイズだけ見ると意外と小ぶりですが、勇猛な姿はそのままです。
道路いっぱいの幅で、間近で見ることができるので迫力があります。
でも開始時間の17時30分はまだちょっと明るいですね。
やはり18時30分くらいまで待って暗くなってから観るのがやっぱりいいですね。
個人的には、この柏ねぶたと東口で行われる神輿パレード。
お祭りっぽいこの2つのイベントが毎年楽しみです。
とにかく、ねぶたの時間帯は雨が降らないことを願います。
多少の雨なら行われますが、ねぶたは紙でできているので雨がふるとビニールをかけられてしまいます。
そうすると雰囲気が半減。。。。
今年も晴れてね~
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本日も最後までお読み頂きありがとうございました