毎年、東京高円寺で行われる阿波踊り大会
その名も東京高円寺阿波おどり
毎年人出は相当なもので二日間の人出はなんと100万人。
そんな高円寺の阿波踊り大会ですが、もちろん混雑も相当なもの。
会場周辺や帰り道の混雑と来たらなかなかのもの。
高円寺というと駅が2つありますが、どちらの駅を使うのがいいのか?
高円寺の阿波踊りを最後まで楽しんだ場合はどうやって帰るのが得策なのか?
今回、東京高円寺で行われる阿波おどり大会の混雑の避け方についてお話します。
目次
高円寺の阿波踊り会場の混雑
高円寺の阿波踊り大会は、JR高円寺駅と東京メトロ丸の内線の新高円寺駅間の商店街を使用して行われます。
場所はこんな感じで8か所に会場を分けて行われます。
そんな阿佐ヶ谷駅の周辺ですが、お世辞にも広いとは言えないんですよ。
それぞれの会場の道路の広さを見ながら混雑具合を見て行きましょう
中央演舞場
メイン会場となるJR高円寺駅南の中央演舞場がある場所でさえ、片側一車線の道路です。
車道両端は駐車場になっているので完全に片側一車線ではないですがこの程度でかなりの混雑箇所になります。
ルート中間地点には桟敷席が確保されています。
桟敷席の後ろは幕が張られるため桟敷席の後ろから観ることは不可能になってます。
また、中央演舞場では審査が行われるため、踊り子にとっては一番力が入るところ。
その為、この場所でしか行わない演出をする連(チーム)もあるので注目度が高いです。
一番、人出の多い場所なのでここで観るなら3時間くらい前から待つ覚悟も必要です。
ひがし演舞場
ひがし演舞場はJR高円寺駅を北に出た場所に用意される演舞場の一つ。
ここはもう片側1車線と歩道のみの道路で、観覧は歩道です。
高円寺駅北側の会場では純情演舞場より道幅が広いのでこちらの方が多少は混雑がマシかもしれません。
座ってみるにしても純情演舞場のゴール地点の駅前の方が見どころなのでややインパクトに欠ける場所。
でもその分、混雑も緩和されるので、そのあたりも考えてここを選んでもいいですね。
純情演舞場
純情演舞場は一車線のほぼ歩行者道路のため駅前に出るまでは、座ってみることは難しいかな。
道幅は写真のようにかなり狭いです。
その分、踊り子との距離が近いと言えますが、近すぎるかも。
踊りの熱気を間近で感じることのできる場所でもあるので雰囲気を楽しむならこの狭い道がお勧め。
また商店街を出て駅前のロータリーまでが演舞場なんです。
そのためゴール地点の駅前ではダイナミックな踊りを見ることができ人気もあります。
パル演舞場
パル演舞場は、高円寺駅南側にあるアーケード付の商店街。
屋根があるといってもそれほど広い商店街ではないので座ってみるのは困難。
でも、ここは屋根もあり、音が反射するので、おどりの掛け声、囃子の音、太鼓の音の迫力が増しているので楽しめます。
雨が降ってなくても駅に近い為大変な混雑です。
そのため、連が通過中はほぼ移動が困難になります。
トイレのために移動するのもままならないかもしれませんので注意してくださいね。
桃園演舞場
中央演舞場の通りを南に行ったところにあるのが桃園演舞場。
こちらにも桟敷席が用意されていますね。
道幅は中央演舞場より少し狭い程度ですので踊りが大きくなります。
そのため人気もあります。
観覧は歩道もしくは車道の白線の外側になりますが、車道の場所とりは大変です。
数時間前から待っている人も大勢います。
車道と歩道の間は、垣根や街路樹があるので歩道で座って観れる場所は限られます。
その分、移動することはできるので立ち見でいいならゆっくり観れるはずです。
みなみ演舞場
みなみ演舞場も桃園演舞場の南にあるので、道路の広さも同じくらいあります。
こちらも車道と歩道の間は、垣根や街路樹があるので歩道で座って観れる場所は限られます。
南にいけばいくほど、東京メトロ新高円寺駅に近くなるので、混雑が増していきます。
ルック第1演舞場、ルック第2演舞場
ルック第1演舞場、ルック第2演舞場は、純情演舞場と同様に一本道の狭い商店街です。
そのため踊り子との距離は近いですが、ダイナミックな踊りは望めません。
純情演舞場より道が狭いので座ってみることはまず無理かと。
高円寺の阿波踊り帰りの混雑を避ける方法
どこのお祭りや花火大会もそうですが、終わりのあるイベントはその終了直後が大変な混雑になります。
あなたが帰る時に使おうと思っている電車が決まっているなら、それに合わせた場所で見学しておくのが良いです。
JR高円寺駅を利用するなら、高円寺駅の北側で観る。
東京メトロ新高円寺駅を利用するならルック第1演舞場、みなみ演舞場で見学するってことですね。
阿波踊り大会の終了は20時ですが、交通規制の解除は20時30分です。
30分しか猶予がないんですね。
そのため、お祭りが終わってから移動となると、車道は規制が解除され。。。。
混雑に好んで巻き込まるようなもの。
早めに移動するか割り切ってのんびりするかです。
そこで私のお勧めは
高円寺駅を利用せず、中野駅まで歩く
という方法です。
高円寺駅から中野駅までは通常は歩いて20分の距離。
中野駅まで行けば、JR中央線の快速が利用できるので電車の祭り客の混雑も避けられます。
祭りの後半が近づいてくる、そんな時間になったら混雑する高円寺駅に向かわず会場から東へ向かうだけなので歩行者の混雑も避けやすいです。
あなたが徒歩でお祭りを観に来れる範囲であれば、そもそもこの記事を読むようなことはないので、電車で会場に行こうと考えてますよね。
もしそうなら、この駅の混雑を避ける方法を是非知っておいてください。
高円寺の阿波踊り最寄り駅の混雑を避ける方法
高円寺の阿波踊り会場の、中心になる高円寺駅では、歩行者にも通行規制があります。
高円寺駅の北口は入口専用、南口は出口専用となります
平日であれば高円寺駅には中央線が止まりますが、高円寺阿波おどりの日であっても土日、祝日は中央線が止まらないのです。
そのため、JRでの移動は総武線各駅停車しか使用できないので非常に混雑します。
一応都内の電車なので本数は多いのですがそれでも、7分間隔くらいです。
駅に入ろうとする人の流れのほうが混雑するので、駅の入場がふつうに戻るまでに1時間以上はかかります。
お店で1時間休もうにも同じように考える人は多く、お店で時間を潰すのもままなりませんので注意。
新高円寺駅側は高円寺駅ほどではないですが、地下鉄のため入口が狭く、階段になるので祭り終了後は混雑します。
入口も3か所しかないですからね。
2番、3番出口は池袋方面に向かう人はこちらから。
荻窪方面に帰るなら2、3番出口からは入らずに南側の1番から入ると多少は入りやすいかもしれません。
電車の間隔もJRと同じくらい(ちょっと電車の本数は多いかな)という感じなので、高円寺駅よりは混雑の解消が早いです。
でも、駅への入場、電車の混雑具合を考えると、JR高円寺駅、メトロ新高円寺駅を利用するのは避けたいところ。
総武線の停車する駅に帰るのであれば仕方ないかもしれませんが。
そうでなければ、頑張って中野駅まで歩きましょう。
まとめ
高円寺の阿波踊り大会は、会場が広いですが、その大部分が大きいとは言えない商店街を会場としています。
その為、踊り子との距離はかなり近くなります。
その分、一度見始めると移動もままならないので注意しましょう。
もし、比較的いい場所が取れたなと思ったら、もう最後まで3時間場所を動かないつもりでいた方がいいかもです。
移動するのは帰るとき。
高円寺の阿波踊り大会の会場は、高円寺駅と新高円寺駅にまたがるので祭り終了後の駅は大変な混雑になります。
どっちが近いとかないですからね。
本当に混雑を避けるのであれば19時くらいには帰り始めるほうがいいかも。
フォトコンテストに参加するなら、純情演舞場、ルック第1演舞場、ルック第2演舞場で踊り子の距離が近い状態で撮りたいですね。
タイミング良く回り込んで正面から撮影。
過去の受賞作品も距離の近い写真が多いですからね。