私はよく新幹線を利用して出張する場合に便利な回数券。回数券を使用すれば少し切符代が安くなりますからね。
回数券には指定席回数券と自由席回数券があります。
また回数券の場合は、有効期間があらかじめ定められています。
今回は新幹線の回数券の使い方や購入の方法、及び回数券の種類や指定席と自由席の選択について、紹介していきます。
関連記事:新幹線の往復割引と早割、回数券のうち安いのはどれ?
新幹線の回数券の使い方
新幹線には回数券があります。
複数枚つづりである一定区間で利用できるきっぷですね。
そしてこの回数券には指定席回数券と自由席回数券の2種類があります。
この回数券を使用する場合について説明しますね。
説明といってもそれほど難しい話ではないので安心してください。
自由席回数券の使い方
自由席回数券の場合は指定された駅で普通に改札に通せば新幹線に乗ることができちゃいます。
普通列車からの乗り換え時は指定駅までにきっぷやSuicaなどのICカードが必要ですけどね。
新幹線専用の改札なら自由席回数券を改札に通すだけ。
簡単ですね
指定席回数券の使い方
指定席回数券の場合が使う前に窓口にいかないといけません。もしくは指定席券売機でもOKです。
ということでまずは駅の窓口か券売機に向かい指定席券を発行してもらう必要があるんです。
指定席回数券は座席指定していないから当然ですね。
指定席券の発行は当日でなくてもOK。
一か月前から指定席の予約が可能なんです。
このあたりは普通に指定席を予約する場合と同じですね。
新幹線の改札を通るときには、最初に購入した指定席回数券、発行してもらった指定席券が必要になります。
最近の改札は便利で2枚同時に入れてもちゃんと判断してくれるのでありがたいですね。
指定席券をもらった後にその新幹線に乗れない場合はその指定席回数券で別の席を予約できません。
その代わり後続列車の自由席乗ることも可能です。
また最初から指定席券を発行せずに自由席に乗ることは可能です。
指定席回数券の方が自由席回数券より高いのでなんだかもったいないですけどね。
なお指定席の予約は新幹線の発車時刻までの間は何度でも座席を変更することができます。
⇒新幹線の回数券で指定席の予約と変更方法。自由席は座れるの?
回数券使用時の注意点
回数券の基本的なルールとして覚えておかねばならないことがあります。
それは「6枚綴りで3ヶ月の有効期間、そして利用できない期間がある」というです。
6枚綴りで3ヶ月の有効期間についてですが、例えば、3ヶ月の期間、1人で同じ区間を往復3回利用する場合には回数券を購入するのがお得です。
また3人で利用する場合には、1回の往復分となり、個別に新幹線の切符を購入するよりはお得です。
私の場合、個別に出張が多いので、回数券を頻繁に購入しています。
またプライベートでも家族で旅行する場合にも、利用する人数次第では、回数券を利用します。
一方、回数券は価格がお得ではありますが、利用できない期間があります。
利用できない日付も、曜日に関係なく、あらかじめ決まっています。
4月27日から5月6日まで、8月11日から20日まで、そして12月28日から翌年の1月6日までです。
簡単にいうとゴールデンウィーク、お盆、年末年始ってことですね。
ここで勘違いしやすいのは、「曜日に関係なく」というのがポイントです。
該当する日が平日であっても、利用できませんので注意してください。
私は何度かこの曜日に関係ないことに勘違いし、誤って購入してしまったことがあります。
新幹線の回数券の購入方法
新幹線の回数券の購入については、JRの駅にある「みどりの窓口」で販売されていますが、最近は駅の券売機でも回数券が購入できます。
私の場合、通勤途中の駅の券売機で購入することが多いです。
みどりの窓口の場合、窓口のご担当に話をして購入できるという、容易さがあるのですが、混み合っている場合には、購入まで10分以上かかる場合もあります。
券売機の場合には、特に並ばずとも購入できます。
東京駅の新幹線口に行くと解るのですが窓口には列ができてるのに券売機には列がないんですよね。
なんででしょうね?
購入の操作は券売機のタッチパネルを利用します。
私は、JR東日本の券売機を利用する機会が多いのですが、「お得なきっぷ」というメニューから回数券の購入画面に移ります。
タッチパネルから利用する新幹線、区間、自由席から指定席かを選択し、最後に購入に際してお金を投入します。
クレジットカードでも購入することができますが、その場合、クレジットカードの暗証番号が必要にとなりますので、ICカード対応のクレジットカードを利用するようにしてください。
もちろん、ビジネス用での購入に際して、最後に領収証の発行も可能です。
新幹線の回数券の種類 指定席と自由席の選択は可能?
新幹線の回数券の種類について、東海道新幹線を例にして紹介します。
通常の新幹線回数券としては、普通車指定席用、普通車自由席用、グリーン車用、ひかり・こだま指定席回数券、ひかり・こだまグリーン回数券、こだま号専用グリーン回数券、ひかり・こだま自由席回数券があります。
また、地域色を生かした回数券もあります。
例えば、岐阜新幹線スーパー回数券、和歌山エリア発売限定で東京新幹線回数券(和歌山エリア)、及び静岡エリア発売限定で、東京ひかり・こだま自由席回数券があります。
私がよく購入するのは通常の指定席用回数券で、確実に席を確保することを目的に購入しています。
もちろん、自由席回数券の方が安いのですが、東京始発や新大阪始発で確実に自由席に並んで席を確保できる余裕がなければ、多少割高でも指定席回数券を購入されることをお勧めします。
ただし、乗車前に事前に座席指定を行う必要があるのがデメリットですね。
EXカードのようにスマホで席が予約できると便利なんですけどね。
新幹線の回数券の使い方まとめ
いかがでしたでしょうか。
回数券は気軽に購入できて少しだけ新幹線のきっぷの料金を安くしてくれます。
使い方も簡単です。
でも利用期間に制限があること、回数券の使用できない期間が存在するということを注意しておきましょう。
お得に便利に新幹線の回数券を利用するには、回数券の使用のルールを把握しておきましょう。