鉄道

JR定期券はいつから購入可能?

通勤、通学でJR線を利用する機会が多い場合には、定期券を購入することがあると思います。

定期券を利用すると、JR線に乗車するたびに切符を購入するよりも、割引された料金で乗車できます。

年度代わりなどでJRの定期券を購入されることがあると思いますが、いつから販売されているのでしょうか。

また購入時期によって定期券売り場や券売機に長蛇の列ができ、購入するまでに時間を要することがありますが、販売時期がわかっていれば、購入時間の短縮が図れますよね。

今回は、このJR定期券の購入に関して、いつから購入できるのかをふくめ、調べてみました。

定期券はいつから購入可能?前日でもOK?

JRの定期券の購入は、利用開始の当日でも購入が可能ですが、購入する人が多い時期においては、できれば余裕をもって事前に購入をしておきたいですよね。

JRの定期券の事前購入時期に際しては、新規購入の場合は7日前の場合と14日前の場合、継続して購入する場合には14日前から購入が可能となっています。

ただ新規購入の場合における事前購入時期はJRの各会社によって異なることをしってますか。

例えば、JR東日本や、西日本、東海においては新規購入の場合は14日前から可能、一方JR北海道、四国、九州においては新規購入が7日前からとなります。

  • JR東日本や、西日本、東海においては新規購入の場合は14日前から
  • 一方JR北海道、四国、九州においては新規購入が7日前から

 

会社によって差があるのは、システムの都合や、交通系のICカードの普及状況、および利用するお客様の数など、様々ではあると思いますが、全国にあるJRの旅客6会社が全て一緒であることではありませんので、間違えないようにしましょう。

特に、定期券を新規購入する場合においてJR線をまたぐ場合には注意が必要です。

JR線をまたぐ場合は少し限られたことではありますが、利用する方は多いと思います。

例えば、本州と九州を通勤、通学で行き来する人は多く、この場合JR線を使う機会も多いとされています。

この九州と本州を結ぶJR 山陽本線はJR西日本とJR九州をまたぐこととなりますが、定期券をJR西日本の下関駅、もしくはJR九州の門司駅で購入する場合では新規で定期券を事前購入する時期がことなります。

  • 路線をまたぐ場合は定期券を購入する駅の決まりよります

またJR西日本とJR四国をまたぐケースとして、JR西日本の児島駅とJR四国の宇多津駅で定期券を購入するケース、JR東日本とJR北海道をまたぐケースでは北海道新幹線を利用することがありますが、JR東日本の新青森駅とJR北海道の新函館北斗駅でJRの定期券を購入する場合でも事前購入時期が異なるのです。

定期券購入で混雑する時期と避ける方法

定期券を購入する際に混雑する時期としては、主に3つあります。

1つ目は年度が変わる4月、学校の夏休みや年度の半期が終了する9月前後、冬休みが終わる1月です。

そのなかでも1番混雑するケースは4月です。

先ほども説明しましたが、4月は日本の年度代わり、学校では新学期となる時期です。新社会人で会社に入社する場合や、人事異動などで転勤等が生じるケース、新しく大学、高校、中学、小学校と学校に入学する方といった、新生活をスタートさせる方が多く重なり、JRの通勤、通学定期を購入する方がもっとも多い時期とされています。

そのため、3月末ごろから通勤、通学定期を事前に購入されることを進めるポスターや駅の案内放送など、よく聞かれると思います。そして4月に入ると駅の定期券の券売機の前や、定期券の販売窓口に長蛇の列ができます。

もし購入する定期券が通勤用であれば長い行列ができている窓口で購入するより自動券売機を使用する方が短い時間での購入が可能なんですね。

もちろんSuica定期券を初めて購入する場合でも券売機の利用が可能です。

JR東日本公式:Suica定期券の購入

 

そして4月のの時期の定期券購入に際して混雑する要因の1つとしては、新しく通学定期を購入される人が多い場合というのがあります。

通学定期の場合は、通学証明書を提示することにより、通勤定期券よりも安く購入することができますが、この場合は窓口にてその証明書を提示する必要があります。

そのため窓口に長蛇の列ができやすくなります。

もし通勤用定期券であれば自動券売機で購入すればいいでしょう

 

JR定期券の事前予約は可能?

このように定期券を購入する時期によっては、窓口や定期券を購入する機械の前に長蛇の列ができてしまいます。

では事前に予約をして定期券を購入することはできるのでしょうか。

現時点において、JR線で事前に定期券の予約購入ができるサービスをするのはJR東日本のみです。

JR東日本の場合、通勤定期や通学定期を新規に購入する場合、「ネットde定期」というサービスがあります。

このサービスは、パソコンやスマートフォン、および携帯電話から事前にインターネットを通じて定期券購入の申し込みを完了させておくことにより、JR東日本の駅や指定券券売機、およびJR東日本のみどりの窓口で定期券の受け取りをすることができます。

またこのネットde定期の場合には、定期券の運賃も事前に確認することができますので、料金の把握にも大変役立ちします。

定期券の料金の確認はヤフーでも可能

定期券の価格がいくらになるか確認するのにネットは便利です。

単純に20日分の往復料金くらいかなぁと思っても明確な料金ってすぐにはわからないですよね。

そこで私がよく利用するのがYahooの「路線情報」ですね。

Yahoo路線情報

ここで発駅、着駅を入力して検索するだけでその区間の料金だけでなく定期券の価格も表示してくれるんです。

ほんと便利になりました。

定期券は別の人が代理購入可能?

では最後に定期券の購入の際の代理購入について確認してみましょう。

最近では、定期券を自動の券売機など、機械で購入できるサービスが増えております。

またこれらの機械においては、定期券を利用する方の氏名、年齢、生年月日を入力する箇所があります。

例えば、これらの情報を知り得ている場合には、例えば家族の方によって代理購入は可能ではあります。

でも通学用の定期券の場合はそうはいきませんよね。

小学校へ電車で通学する場合にも、子供に定期券の購入費用を持たせて購入させるといったことは難しいですよね。

その場合には、家族によっての代理購入可能です。

もちろん通学用の証明書は必要になります。

 

一方、高校や大学などの通学定期の場合においての代理購入については、少し事情が異なる場合があります。

通学定期は通勤定期よりも安く設定されていますので、なりすましの購入も多くあります。新学期においては、通学証明書を提示する必要もありますので、ある程度年齢の高い方が通学定期を購入する場合には、代理での購入が厳しい場合がありますので注意しましょう。

まとめ

JRの定期券の購入が可能となる時期を中心に、調査してみました。

定期券を購入する際にはあらかじめ通勤、通学のルートを早く決めた上で、混雑をさけ、また事前の予約サービスなど、時間を節約できるサービスを活用しながら、早めに定期券を購入されることをお勧めします。