暑中見舞いの文章ってどうしてますか?
送り先によって変えないといけない宛先っていうのもありますよね。
義理の両親宛てとか、夏休みは会う機会のない子供の小学校の先生とか。
お店で文章付きで売っているハガキをそのまま送るのもやっぱり失礼ですよね。
では、どんなところに注意して文面を考えるべきかっていうのが気になりますよね。
義理の両親や子供の先生宛てに送る暑中見舞いの文章の内容についてはこういう点に注意して書くといいですよ。
目次
暑中見舞いの例文 義理の両親
義理の両親、つまり旦那さんの両親に暑中見舞いのハガキを書く場合
普段会っていないことを「申し訳なく思っている」ことや「お盆にお邪魔します」といった自分と義理の両親との関係を意識したコメントを文章に入れておくのがコツです。
基本的には、旦那さんの両親ですのであなたより子どもに会えるかどうかの方が気になりますからね。
もちろん、相手の健康についても気をつかうような一言も重要です。
例文 その1
暑中見舞い申し上げます。
厳しい暑さが続きますがお元気でお過ごしでしょうか?
お蔭さまで私たち夫婦も子供たちも元気に過ごしております。
日頃からお心遣い頂きながら
ご無沙汰しており申し訳ございません
お盆の帰省の際にはお邪魔させて頂きます。
家族ともどもお会いできることを楽しみにしております。
まだまだ暑さは続きますのでお体にお気をつけてお過ごしください。
平成○○年盛夏
例文 その2
暑中見舞い申し上げます。
長かった梅雨も明けて厳しい暑さが続いております。
お元気にお過ごしでしょうか?
この夏は帰省できず残念です。
来年、晴れやかな顔でお伺いできるように考えております。
まだまだ暑さはこれからと言われております
お体に気をつけてお過ごしください
平成○○年盛夏
暑中見舞いの例文 子供の先生
普段はお世話になっている子供の先生。
夏休み期間中は学校が休みの為、先生の安否を気遣うような文章、子供の近況を伝えるのがいいですね。
ヤンチャな子どもたちを相手にしないので、静かな毎日を過ごしているかもしれませんしね。
例文 その1
暑中見舞い申し上げます。
厳しい暑さが続きますがお元気でお過ごしでしょうか?
我が家の息子も、夏休みをおもいっきり元気に過ごしています
夏休みの登校日、9月の新学期には元気な顔を見せられるように健康には気をつけさせます。
まだまだ暑さは続きますので先生もお体にお気をつけてお過ごしください。
平成○○年盛夏
例文 その2
暑中見舞い申し上げます。
長かった梅雨も明けて厳しい暑さが続いております。
お元気にお過ごしでしょうか?
○○も夏休みを満喫し、真っ黒に日焼けしております。
まだまだ暑い日が続く様ですので、どうかお体に気をつけてお過ごし下さい。
平成○○年盛夏
暑中見舞いの構成や注意事項
一応、暑中見舞いの構成についてお伝えいたします。
自分で文章をお書きになる場合は暑中見舞いの構成を意識して書いてみることをオススメします。
最初の暑中見舞いの挨拶
「暑中お見舞い申し上げます」という言葉は、冒頭にやや大きめに書きます。
時候の挨拶
暑中見舞いを出す時期にふさわしい挨拶の言葉を用います。
基本的には「毎日暑い日が続きますがお元気ですか?」という言葉が多いですね。
メインとなる人物の近況報告
近況報告は、なるべく具体的な内容の方が、受け取る側も楽しいものです。
先生に送るなら子供、義理の両親に送るなら孫、どちらも自分の子どもですが近況をお伝えします。
先生には「夏休みを満喫」していること
義理の両親には「お盆について」ですね
相手の体調を気づかう言葉
最後の締めには、まだまだ暑くなる時期が続きます。
相手の体調を気遣う言葉を入れるようにしましょう。
日付
日付は「○年○月」というような正確な日付けは書かないんです。
暑中見舞いは暑中見舞いの期間を示す「平成○○年盛夏」と書きましょう。
ちなみに、残暑見舞いの場合は「平成○○年晩夏」「平成○○年立秋」「平成○○年八月」などと書きます。
まとめ
年賀状に比べて出す機会の減っている暑中見舞いですが、暑中見舞いは自分や相手の対象となる人物の近況をお伝えするのがいいですね。
基本的な構成は、相手がだれであっても変わらないのですが、選ぶ単語などに注意が必要です。
あまり難しいことを考えず相手を気遣う文面を考えましょう。
暑中見舞いは1年で最も暑い時期に相手の健康を気遣うのが趣旨なんですけど
夏休みや、正月以降行っていない旦那の実家など毎日会うわけではない人に送ることがおおいですからね
ちなみに暑中見舞いは立秋前の土用の期間に出すものなんです。
土用といえば土用の丑の日ですね。
この土用の期間に出すのが暑中見舞い、立秋を過ぎたら残暑見舞いなんですよ