神田祭の神輿の数とルート、宮入時間と各町の順番を紹介します。
2年に1度行われる神田祭の本祭り。そんな神田祭には多数の神輿が登場します。さらに見どころとなる場所も紹介。
お祭りの熱気を楽しめる場所。
この記事では神田祭に参加する神輿の数やルートと各町の宮入時間と順番も紹介しちゃいます。
目次
神田祭の神輿の数とルート
神田祭の2年に1度行われる本祭りの期間中の中間。
2019年でいうと5月11日(日)の朝9:00から神輿宮入が行われます。
実際には14日だけではすべての神輿が宮入する時間が確保できないので前日の土曜日の夕方から神輿宮入が行われます。
神田祭に参加するのは東京都の108の氏子町にある神輿。
そして神田祭で参加する町神輿の数はなんと大小あわせて200基に登ります。
そのうち約80基の神輿が12の地区に分かれて順番に神田明神へと宮入を行います。
12の地区の神輿集合時間と場所、神田明神への宮入時間は以下の通りになります
※なおこちらは2017年の本祭り時の情報になります。後日更新予定
外神田地区連合
集合時間 8:30(明神下大同ビル前)
宮入時刻 9:00
神田地区連合は神田明神に最も近い地区なので日曜日の一番最初の宮入の地区です。
宮入参拝を済ませた二十基以上の神輿は秋葉原中央通りへ移動し中央通りを神輿や山車、担ぎ手で埋め尽くします。
予定としては12:30から外神田連合の式典が行われます。
日本橋一地区
集合時間 9:00(明神下交差点)
宮入時刻 10:30
日本橋一地区は日本橋三越駅周辺の地区になりますが神輿宮入は神田明神の近くからスタートすることになっています。
岩本町・東神田地区連合
集合時間 9:00(岩本町交差点)
宮入時刻 10:50
神田中央連合
集合時間 10:30(錦二神酒所前)
宮入時刻 12:20
大手・丸の内町会
集合時間 9:00(丸紅株式会社前)
宮入時刻 13:20
中神田十三ヶ町連合
集合時間 8:30(出世不動通り)
宮入時刻 13:40
神田駅東地区連合
集合時間 10:00(旧今川中学校)
宮入時刻 16:00
秋葉原東部地区連合
集合時間 13:00(和泉小通り)
宮入時刻 17:00
江戸神社奉賛会
宮入時刻 18:00
日本橋四地区
宮入時刻 土曜の16:30
日曜日は東日本橋駅周辺を渡御します
日本橋三地区・日本橋五地区
宮入時刻 土曜の17:30、20:00
土曜日に宮入を行います
日曜日は日本橋三地区は水天宮の周辺通り、日本橋五地区は明治座周辺を練り歩きます。
神田駅東地区
宮入時刻 土曜日の19:30
神田祭の神輿のルートと見どころ3選
神輿宮入はとっても盛り上がります、その盛り上がりの最高潮の場所で見学するのをお勧めします。
まず1箇所目の場所は、宮入の直前の神田明神の鳥居前!!
この場所は一応順番が決まっているとはいえ、時間に余裕もあるので神輿の宮入待ちが発生します。
さらに宮入を終えた神輿がそのまま戻ってくるので担ぎ手のテンションも高い場所です。
その分見学者と神輿の担ぎ手、関係者でごった返すのですが、祭りの熱気を思いっきり楽しむことが出来ます。
鳥居の前から神田明神の門までの間には出店があったりしますがとても買物なんてできないくらい。
道路に人があふれます。
まずはこの鳥居前に行き宮入直前の盛り上がりを楽しみましょう。
ある程度楽しんだら、神輿宮入の後ろについてそのまま神田明神の境内の中へ入ってしまいましょう。
神田明神の境内内が2番目のお勧め場所になります
本殿を正面にして左側の建物の前などに移動します。
ここも押すな押すなの混雑っぷりですが、次々と神田明神の門をくぐって宮入してくる神輿を楽しむことができるのでお勧め!
各氏子町によって神輿の形やその回りの曳き物などが異なるので見学しても写真撮影でもとっても祭りを体験できます。
そして各神輿が本殿の前まで行き宮入の儀式をする姿は、THE日本の祭りです!!
朝9時から1日中神輿宮入は続くのでいつ入っても楽しめます。
でもその混雑から1時間もいれば十分かなというくらい体力の消耗が激しいので注意してくださいね。
もちろん場所的には大混雑の真っ只中に飛び込む形になるので、小さなお子さんなどは連れて行くのはちょっと危ないですね。
どしてもという場合は、境内に入った右側、男坂のあるほうで見学するのがいいかもしれません。
でもそれだとあまり神輿が良く見えない可能性が高いんです。
ということで3箇所目は家族連れでも楽しめる場所を紹介します。
その場所は秋葉原の電気街のメイン通り
ここには宮入を終えた神輿たちが集結します。
JR総武線の高架したあたりから数百メートルにわたる神輿や曳き物の列が中央大通りを埋め尽くします。
秋葉原の中心でもある高層ビルやアニメのキャラクター、パソコンの看板の前を伝統的な神輿や曳き物が練り歩く光景はとっても印象的です。
いかにも現代の東京の祭りという雰囲気を楽しめます。
ここ中央大通りは道路も広く、歩道もあるので小さいお子さんのいる家族でも神輿を近くでみることが出来ます。
それに、神田明神前の鳥居から境内の中に比べて安全ですよ。
最後のお楽しみポイントは、担ぎ手さん達!
神輿の写真や動画はみんな神輿を中心に撮影するので担ぎ手の上半身しか写っていません。
でも下半身は、ふんどし!!の地区も結構あるのですよ。
そのため神輿担ぎで鍛えられた男性の臀部を思おう存分お楽しみください!!
年齢も比較的若い人からロマンスグレーな叔父様まで。
よりどりみどりですよ!!
神田祭のスケジュール
神田祭は5月11日から17日の間で行われます。
上で紹介した神輿宮入とその前日に行われる神幸祭(しんこうさい)が神田祭を一般の人が楽しむメインの2日間になります。
神田明神のメインイベントは神輿渡御や神幸祭ではなくて
例大祭
なんですよ。神田祭を締めくくる神田明神の本殿の中で行われる儀式。
そのため通常の見学ができないイベントなんですよ。
通常は5月15日に行われるものなのですが、神幸祭や神輿宮入を土日に行うために日程はその年ごとに前後するようです。
2017年は以下のような日程になります。
日付 | 時間帯 | 行事 |
5月11日(木) | 19:00 | 鳳輦神輿遷座祭 |
5月12日(金) | 夕方 | 氏子町会神輿神霊入れ |
5月13日(土) | 終日 | 神幸祭 |
5月14日(日) | 終日 | 神輿宮入 |
5月15日(月) | 18:00 | 明神能(金剛流薪能) |
5月16日(火) | 11:00 | 献茶式(表千家家元奉仕) |
5月17日(水) | 14:00 | 例大祭 |
神田明神の神輿宮入の前日に行われる神幸祭も見どころの1つ。
神田明神が所持する3基の神輿が神田、日本橋の各氏子108町会を1日かけて回る儀式。
朝8:00に神田明神をスタートし、夜19:00に神田明神に戻ります。
行列の長さも500メートルに及ぶ大行列。
さらに神幸祭と同日に行われる附け祭。
付け祭では浦島太郎や花咲か爺さんのバルーン山車のほかに2017年はこち亀のバルーン山車も登場します。
そんな神幸祭と付け祭の巡行ルートや内容に関してはこちらの記事で紹介しています。
→神田祭 神幸祭のルートと時間!附け祭の順路も紹介しちゃいます。