深川八幡祭りの御本社では、富岡八幡宮主要のお神輿が使用されます。
神輿には、
御本社一の宮神輿と御本社二の宮神輿
の２つがあります。
ところが深川八幡祭りではこの神輿が片方しか使用されません。
その理由と、実際この神輿が使用されることはあるのかがとっても気になります。
この富岡八幡宮のお神輿は非常に高価な作りです。
その豪華さがものすごい、いったいいくらするのか？
こんな豪華な神輿を誰が寄贈したのか？
いろいろ気になったので富岡八幡宮まで確認しに行ってきました。
深川八幡祭りで使用される神輿は一の宮神輿か二の宮神輿？
深川八幡祭りで使用される神輿は、
御本社二の宮神輿
です。
御本社二の宮神輿は1997年に富岡八幡宮に寄贈されました。
その金額は1億円と言われています。
重さは約２ｔ
御本社祭りで行われる渡御では、御本社二の宮神輿が使用されます。
御本社二の宮神輿の価値は 1億円？と言われています
「鳳凰の目にダイヤ2.5カラット 1対」
使われています
一方で御本社一の宮神輿の重さは
約４．５ｔ
なんと、御本社二の宮神輿の二倍以上。
あまりの重さの為、それを担ぐことが難しく通常の祭りでは使用することが難しいということになりました。
実際、この御本社一の宮神輿は一度しか担がれたことが無いそうです。
御本社一の宮神輿というのはどのような作りなのか？
富岡八幡宮の一の宮神輿がスゴイ
富岡八幡宮にはかつて３基の神輿がありました。
総金箔の豪華な神輿だったと伝えられています。
しかし、その３基は１９２３年の関東大震災で焼失。
その後、富岡八幡宮には神輿がありませんでした。
御本社一の宮神輿は１９９１年に６８年ぶりに寄贈されたのです。
寄贈者は
佐川急便グループ
会長 佐川 清
とのこと。
１９９１年と言えばバブル時代後期。
よほどお金が余っていたのでしょうか。寄付は税金の控除されますからね。
富岡八幡宮の一の宮神輿こと、御本社一の宮神輿ですが、重さが４．５ｔというだけがスゴイわけではないんです。
そのすごさは、豪華さに及びます。
公称では以下のような宝石が使用されています。
御本社一の宮神輿
鳳凰の胸 ダイヤ7カラット
鳳凰の目 ダイヤ4カラット 1対
鳳凰の鶏冠 ルビー2,010個
狛犬の目 ダイヤ3カラット 2対
隅木の目 ダイヤ1カラット 4対
小鳥の目 ダイヤ1カラット 4対
屋根 純金24ｋg
その他プラチナ、銀、宝石多数使用
すごい豪華な仕様ですよね
これだけ宝石が付いているとさぞかし高価なんでしょう。
しかしながら、その価格は公式ホームページには記載されていません。
私は7億円(根拠無し)と見積もって実際に観に行ってみました。
もちろん神輿に値段がついているわけでもなく、ガイドをしているおじさんの話を借りると
１０億円
と言われているそうです。
さすがに実際はどうなのか確認する術はありません。
大きさも日本一大きな神輿と言われています。
深川八幡祭り 御本社祭りで使用される神輿は？
深川祭りは３年周期で行われており、本祭・御本社祭・陰祭の順番で祭礼が行われることになっています。
しかし１９９１年に御本社一の宮神輿が寄贈された年以降、使用されていません。
理由は重いから
結局4.5tという重さがネックになっているようです。
半端な人数では担げず、さらに深川八幡祭りは渡御の距離が非常に長いので交代で担ぐ必要があるので人手が足らない！！
重さだけではなく、あまりに高価だという点もあるでしょうね。
結局１９９７年に御本社二の宮神輿が寄贈されて以降、この御本社二の宮神輿が使用されています。
深川八幡祭りは３年周期で行われており、御本社祭では御本社二の宮神輿が担がれます。
まとめ
富岡八幡宮には神輿が二基あります。
しかしその神輿は片方しか担がれません。
御本社二の宮神輿だけです
御本社一の宮神輿はかつて一度しか担がれたことが無いみたいです
１９９１年の最初の年ですね。
そんな御本社一の宮神輿は宝石が豪華にちりばめられ１０億円の価値があると言われています。
御本社二の宮神輿も鳳凰の目には1対ダイヤ2.5カラットが使用されています。
何かあって、目が外れることがあったらどうなっちゃうんでしょう。
特に、御本社一の宮神輿はまさにそんな感じ。
今後もし御本社一の宮神輿が使用されるようなことがあればぜひ見に行ってみたいですね。
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