長崎くんちで一番盛り上がるのは、やっぱりコッコデショじゃないでしょうか?
コッコデショというと、神輿のように組んだ木に太鼓山を載せたもの。
太鼓山には子供4人を乗せて、その上にはなぜか座布団5枚。
これを36人で担ぎます。
コッコデショというと、樺島町(かばしままち)が有名でしたが2016年からは上町(うわまち)も披露します。
これまで7年に1度から観れなかったコッコデショが少し短い間隔で見られるようになります。
ちなみにコッコデショとは「ここでしよう」という意味からきているという説がありますが実際のところは不明です。
ここでしょうって言われても何が?っていうのもありますしね。
そこでコッコデショの2016年のスケジュールと、コッコデショの掛け声や意味、見どころや穴場、コッコデショの構成についてまとめます。
長崎くんちでもっとも盛り上がるコッコデショ(太鼓山)について紹介です。
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目次
長崎くんち2016 上町コッコデショのスケジュールと穴場と見どころ
2016年には樺島町ではなく上町はコッコデショを披露することになりました!
今までコッコデショは樺島町のみが行う演し物(だしもの)でした。
これで上町も行うようになり、7年のうち2回行われるようになりますね。
そんな2016年の上町がコッコデショを披露する場所と時間について確認しておきましょう。
10月7日(前日)
諏訪神社 8:30
公会堂前広場 9:30
お旅所 10:40
諏訪神社 17:30
公会堂前広場 18:30
10月8日(中日)
八坂神社 8:00
公会堂前広場 9:10
10月9日(後日)
お旅所 9:00
諏訪神社 10:20
庭先回りの穴場
上記での奉納終了後は庭先回りでコッコデショの技を各地で披露してくれる場所としてはいくつかあります。
ゆめタウン夢彩都、JR長崎駅かもめ広場などの大きな会場で観ることもできます。
しかしこれらの場所は有名な場所であるのでとても混んでいます。
庭先回りを見学するのに意外と穴場になるのが、市役所前、県庁前です。
庭先回りの詳細な日程は9月下旬に公式サイトに掲載されます。
ぜひ、市役所前の時間と日にちを確認しておきたい所です。
長崎市役所
場所:長崎県長崎市桜町2−22
長崎県庁
場所:長崎県長崎市江戸町2−13
また、くんちナビのホームページでは今どこで庭先廻りをしているかGPSで解るようにしてくれるそうです
コッコデショの見どころ
コッコデショの見どころと言えば、投げ上げ!!
コッコデショ、コッコデショ、コッコデショの掛け声に合わせて、太鼓山を上に投げ上げる!
その高さは1メートル以上
コッコデショの重さは1トンと言われています。
それだけの重さを36名の担ぎ手でタイミングを合わせて投げ上げ、それを片手で受け止める。
始めてみた時は鳥肌ものでしたね。
3日間の行程で700回以上の投げ上げを行うとのこと。
3日間の祭りの期間、太鼓山を担いでいる時間も相当な時間に上ります。
次回のコッコデショ
次回のコッコデショは2018年(平成30年)の樺島町
上町は2023年(平成35年)の披露となりますね。
動画を観る限り樺島町のコッコデショは切れがありますね。
上町も2016年以上に2023年のコッコデショを盛り上げてくれるでしょう!
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コッコデショの掛け声と意味
長崎くんちのコッコデショの掛け声はどういう意味なんでしょう?
聞き慣れていない自分にとっては結構解らなかったりします。
調べて、動画ループしてわかった範囲で紹介しますね。
動画を観ながら確認してみたりもしますがなかなか難しいですね。
道行き中
連台を担いで練り歩くときの掛け声。会場入りの時にはさらに釆振り4人を各棒に載せて登場します。
前棒:ホ~~~エン、イヤ!
後棒:ホーラーエ~~~
一緒:ヨイヤ、サーノサー
あとにせい
イヤ!の掛け声と共に方向転換後、後方へ移動するときの掛け声。
ア~ト~ニセイ
とばせ
狭いステージ上をダッシュする時の掛け声。その距離は30メートルほど。
奉納のステージの大きさはそれほど広くないのでダッシュしたら即急ブレーキです。
ト~バ~セ!
まわせ
その場で太鼓山を回転させるときの掛け声。
いかに中心をぶれさせずにキレイに回れるかが肝ですね。
回転はゆっくりではなくかなり速いので、棒の端の担ぎ手は全速力。
中心部分の担ぎ手は重心となるためかなりの重たさとなっているはず。
マ~ワ~セ
投げ上げ
コッコデショでのメインの技「投げ上げ」
投げ上げの前には「とばせ」「まわせ」があるのでいったん間を置くために掛け声が入っている。
コッコデショのときにいかに息を合わせ、太鼓山をまっすぐ投げ上げられるかが美しく見えるところですね。
受け止めもキッチリ片手で受け止めるとかっこよく決まりますね。
イヤ!シャーンサイタヨナー
ヨーヤー、ショー
ヨーヤー、ショー
コッコデショ、コッコデショ、コッコデショ
トーナ
ヨーイ、ヨーイ
ヤー、コッコデーショ
停止中、向き変えの掛け声
アァヨーヤーサ!
諏訪神社前の全工程
「あとにせい」==>「とばせ」==>「投げ上げ」
「あとにせい」==>「とばせ」==>「投げ上げ」
「あとにせい」==>「とばせ」==>「投げ上げ」==>「まわせ」==>「投げ上げ」
「あとにせい」==>「とばせ」==>「投げ上げ」
「あとにせい」==>「とばせ」==>「投げ上げ」==>「まわせ」==>「投げ上げ」==>「ハッピ投げ」
「あとにせい」==>「とばせ」==>「投げ上げ」
え、意味はどうしたかって?
すいません調査不足です。誰か知っていたら教えてください~
確認できたら修正しますね。
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コッコデショの構成
勢子(せこ)
コッコデショは太鼓山の乗った連台を36人の勢子で担ぎます。
その周りを各棒の端に棒先と呼ばれるロープでのサポートが8人、釆振り4人、太鼓を叩く童子 4人、長采3名と勢子頭1人
合計でその人数は56人で1つ構成になってます。
連台
大きな座布団のような飾りをつけた木製の台のことを、「連台」といいます。
中央部には 太鼓を設置し4人の子供達を乗せるための太鼓山があります。
全部を合わせた重量は約1トン。
担ぎ手36人なので1人あたりの重量は約30kg以上になりますがその重さを投げ上げ、片手でキャッチする。
スゴイです
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まとめ
長崎くんちの中で一番の人気を誇る、コッコデショ。
2016年に、上町が、初めてお披露目することになりました。
練習風景を観る限り、まだまだ樺島町のレベルには到達できていないのかな?という感じがしました。
諏訪神社の奉納に始まり、各地の奉納、庭先回り。
コッコデショを観る楽しみが増えますね。
しかし、掛け声って聞き取るのは難しいですね。
あれほど大きな声でも、言葉の意味は理解できずにいます。
「イヤシャントサイタヨナ、ヨヤショ」って何?
またわかったら記載しますね。