千葉県の紅葉の見どころと言えば養老渓谷というぐらい有名所
都心からも海ほたる経由でいけるため比較的交通の便も良く、電車やバスを乗り継いでも行ける場所。
そんな養老渓谷の紅葉の見頃な時期はいつ頃か?
養老渓谷では、なんと毎年もみじのライトアップも行われているのでその場所と時間帯を紹介。
昼間はハイキングで有名な滝を見て回り紅葉を楽しみます。
養老渓谷といえば紅葉だけではなく温泉旅館と美味しい料理にも注目。
温泉旅館の客室や寒くなったこの時期に温かい温泉に浸かりながら紅葉を眺めてはいかがでしょうか?
そんな景色のいい、お得な温泉宿も紹介します。
温泉宿の予約は早めがいいですよ、直前になるとやはり予約は取りにくいですからね。
でも、紅葉シーズンの養老渓谷はとても渋滞がひどく時間によっては観光どころではなくなる可能性もあります。
車で来る場合の駐車場の場所と、紅葉シーズンの渋滞の箇所と時間帯についても紹介します。
また、最後に養老渓谷の紅葉の時期の気温を確認しておきましょう。
山の温度は思った以上に冷えますからね、現地で寒い思いをしないよう準備しましょう。
目次
養老渓谷 紅葉の見頃とライトアップの時間
まずは、養老渓谷への簡単な行き方を確認しておきましょう。
養老渓谷があるのは千葉県房総半島の中心。
場所はこのあたり。東京から車で約2時間半あれば辿りつける養老渓谷温泉郷。
東京・千葉方面より
→館山自動車道「市原IC」より約36km 約50分
アクアラインより
→圏央道「木更津IC」より約26km 約25分
電車の場合は東京駅からでもわずか2時間。レトロな小湊鉄道を利用します。
東京駅→(京葉線→内房線)→五井駅→(小湊鉄道)→養老渓谷 約2時間
養老渓谷 紅葉の見頃
養老渓谷の紅葉の時期は、
11月中旬から12月上旬
11月中旬の紅葉はまだ色付き始めといった感じになるので11月下旬から12月1,2週目までに天気を見ながらといった感じでしょうか。
養老渓谷は関東圏の中でも比較的南に位置するため、紅葉の時期も遅めになっているんです。
そのため、各地の紅葉を楽しんだ後でも訪れることができる場所ですね。
さらに11月23日の祝日にはいすみ鉄道上総中野駅前で「養老渓谷もみじまつり」が行われます。
【いすみ鉄道上総中野駅前】→忠勝鍋による豚汁の販売
【養老渓谷やまびこセンター前】→餅つきの実演と販売など、
【旧会所分校】→地元産のそば粉を使った手打ちそば・焼き芋の販売・和太鼓の演奏・チェーンソーカービングアートなど
養老渓谷には見どころがいくつかあり、それぞれ訪れながら渓谷の紅葉を楽しむことができます。
粟又の滝、小沢又の滝、弘文洞跡、養老渓谷温泉、観音橋、白鳥橋(吊橋)、出世観音(養老山立國寺)などですね。
これらを周るハイキングコースも養老渓谷旅館組合により用意されているので散策してみてはいかがでしょうか?
おすすめハイキングコース
- 大福山・梅ヶ瀬コース
- バンガロー村・弘文洞跡コース
- 滝めぐりコース
http://www.yorokeikoku.com/hiking.html
私のおすすめは滝めぐりコースです!!(って写真好きならやっぱり滝でしょ!!)
紅葉の時期ともなるとちょっと寒いかもしれませんが、美しい紅葉と雄大な滝の姿を楽しめます。
想定時間も2時間かからないので気軽に参加できますよ。
金神の滝というところだけちょっと離れていますがこれを入れて2時間くらいです。
小沢又の滝は私有地にあるので観るためには1人200円いりますので注意してくださいね。
養老渓谷 紅葉のライトアップの場所と時間
養老渓谷では、秋の紅葉シーズンに合わせてライトアップをしてくれています。
大自然の紅葉の中でライトアップというのは珍しいですよね。
毎年、11月下旬から12月上旬の紅葉の時期に合わせてライトアップが行われます。
2016年は11月23日から12月7日
その場所は、何か所かで行われますが、主な場所は
粟又の滝、老川十字路、中瀬遊歩道
ライトアップが行われる時間は17時~21時30分
場所は下記の場所になります。
注意したいのは、車がないと行けないということですね。
というのも養老渓谷駅と粟又の滝を往復するバスは15時台で終わりなんです。
ライトアップが行われる場所の近くに宿を取っている場合は大丈夫ですね。
養老渓谷駅からもっとも遠い粟又の滝までは徒歩では2時間ほどかかるのでおすすめできません。
養老渓谷の渋滞混雑情報
紅葉シーズンは紅葉の名所周辺の道路は非常に混雑します。
養老渓谷駅も例外ではありません。
千葉県道81号線上が特に渋滞します。
渋滞はだいたい10時頃から始まり15時くらいまで続きます。
歩いて20分程度の距離が車で2時間以上かかったという話もあります。
千葉県道81号線が養老渓谷沿いにある道路になるため目的地が養老渓谷である限りは渋滞を避けようがありません。
紅葉シーズンに車でくるのであれば、10時までに到着し駐車場に入れて15時過ぎに帰るようなスケジュールを立てた方がよさそうです。
私はハイキングに行くのに車を運転して疲れるのは嫌なので電車で行くことが多いですね。
周辺道路はあまり広くなく、このようにシーズンによっては渋滞するので、駐車違反の取り締まりも厳しく行われているとの話。
特に粟又の滝は、養老渓谷駅から一番反対にある場所になります。
そのため粟又の滝が目的の場合は、養老渓谷駅側から千葉県道81号線を使わずに上総中野駅方面の千葉県道177号線から回り込んだ方が早いと思いますよ。
養老渓谷の駐車場情報
養老渓谷に車で行ったら重要なのが駐車場。
養老渓谷は道路からは見えないので車を止めて歩く必要があります。
養老渓谷には駐車場もいくつか用意されていますので目的地に合わせて駐車場に止めて行きましょう。
1日停めて400円~500円の固定料金な所がほとんどです。
足湯やすらぎ/養老渓谷入口駐車場
大福山・梅ヶ瀬コース、バンガロー村・弘文洞跡コースといったハイキングコースを利用するなら便利ですね。
ハイキングコースを周ってきた後に養老渓谷の温泉による黒湯の足湯を楽しむことができます。
住所:千葉県夷隅郡大多喜町葛藤149-1
粟又の滝駐車場
粟又の滝周辺の滝めぐりコースでハイキングをするならここですね。
住所:千葉県夷隅郡大多喜町粟又157
渡辺駐車場
養老渓谷入口駐車場の近くにある駐車場です。
住所:千葉県夷隅郡大多喜町葛藤16
養老渓谷の温泉に入りながら紅葉を楽しめる宿
養老渓谷は温泉郷のため温泉宿がいくつかあります。
紅葉を本気で楽しむなら、朝から晩まで光の変化により見え方の紅葉を楽しむのが通です!
さらに養老渓谷では温泉や部屋からも紅葉を楽しむこともできますし美味しい食事も楽しめます。
1人あたりの金額もそれほど高くないので各宿を見比べて一晩過ごしてみてはどうでしょう?
お値段は1万円~3万円台で宿泊できるようですね。
夜の養老渓谷から聞こえる川のせせらぎと虫の声が聞こえる夜の静けさ、空を見上げると満点の星空。いいですよ。
そんな温泉旅館の中から私のおすすめを3か所紹介しますね
紅葉時期の予約はすでに始まっています。
宿によってはすでに空室が少ないところもあるようです。早めの予約をおすすめします。
秘湯の宿 滝見苑
URL:http://www.takimi.co.jp/spa/
秘湯の宿滝見苑は千葉県の養老渓谷「粟又の滝」すぐそば。露天風呂の後は地元勝浦港直送の地魚や、名物しし鍋をお楽しみください。
他の旅館より若干豪華でお値段もお高いのです。
しかしなんといっても、粟又の滝がすぐ近くであること。
夜のライトアップも近いので簡単に見に行くこともできます。
養老渓谷温泉郷 隠れ湯の宿 川の家
千葉県夷隈郡にある旅館 川の家。当旅館はこじんまりとした静かな隠れ宿。季節を感じられる郷土会席では名物のウナギの蒲焼き、イノブタ鍋にしゃぶしゃぶ等を味わい、美肌の湯として知られる養老渓谷名物の黒湯は洞窟風呂と内風呂で温泉をお楽しみ頂けます。
お値段はそれほど高くなく旅館といった雰囲気。
中瀬遊歩道が近く、ライトアップを見に行くことも可能。
養老渓谷温泉郷 嵯峨和
URL:http://www.oyado-sagawa.com/
嵯峨和名物しし鍋と黒湯でごゆっくり。
ヨード分が多くとろりとしたコーヒー色の黒湯は、お肌がつるつるになると評判です。夕食は地元特産のたけのこや山菜、川魚など奥房総の味覚をご堪能下さい。特製タレでいただく名物料理「しし鍋」も人気です。
部屋や温泉から景色を楽しむということはちょっと難しいかなとは思いますが価格もお得。
ホームページの文字がちょっと解りにくいですがトップページの左上に「宿泊」の文字が見えますのでそこから予約可能です。
亀山湖畔嵯峨和は別の場所なので注意してくださいね。
養老渓谷の紅葉の時期の気温と防寒対策
養老渓谷の12月前後の気温を見ておきましょう。
千葉県夷隅郡大多喜町の11月下旬~12月上旬の気温の平均
最高気温は15℃ 最低気温は3℃
15℃という気温は長袖のシャツ、セーターなどは着てもコートなどは不要な温度ですね。
最低気温が3℃ですが、夜のライトアップ時刻なら6℃以下になるかと思います。
この気温だと、冬服っぽく薄手のコートを着てしまってもいい気温。
手袋やセーターはなくてもなんとかなるかなという感じですね。
体感温度は人それぞれなので難しいところですが参考になればと思います。
養老渓谷 紅葉の見頃にライトアップ!温泉に入りながら紅葉を楽しめる宿、気温と防寒対策まとめ
養老渓谷の紅葉は、11月下旬から12月上旬が見頃です。
養老渓谷には、いろいろな滝もありライトアップも行われるため見どころもたくさんです。
そんな養老渓谷で温泉もありますから、一泊して秋の一日を楽しんでみてはいかがでしょうか?
養老渓谷にはいくつかの温泉宿はありますが、すでに予約で埋まりつつあり、いい部屋などはすでに満室の日もあります。
12月だからといってのんびりせずに温泉宿の予約は早めにしておきましょう。