新幹線の自由席券に有効期限があるのはご存知ですか?
もし怪我や病気で購入時に指定した日付の新幹線に乗れなかったらどうなるの?
こんなときでも有効期限のおかげで切符の変更が要らないなんてこともあるんです。。
今回の記事では新幹線の自由席の有効期限は何日間?知らなきゃ損するルールについてお伝えします。
目次
新幹線の自由席の有効期限って何日間?
新幹線の自由席の有効期限は?
新幹線のチケットを購入するとき出発地と行き先を指定して購入します。
このとき、乗車券と特急券を購入しますよね。
特急券は新幹線に乗るための切符で自由席か座席指定かを選択して購入します。
自由席の特急券を購入したら切符の記載をよく確認してみましょう。
自由席を購入した場合は日付を指定して購入をしているにも関わらず有効期限が1日です。
以前は下の画像のように有効期限が2日間だったんですが
平成26年4月から有効期限が1日になってしまったんですね。
非常に残念な変更ですね。
購入した自由席特急券をよく見ると有効期限が2日になってるんですよ。
「○月○日から2日間有効」って書いてあるんです。
だから自由席特急券の有効期限は購入するときに指定した日付から2日間有効なのです。
そのため切符に指定した日付に何かあって新幹線に乗れない場合は翌日の新幹線にも乗ることができるのです。
なお、乗車券も距離により往復の有効期限があるのでそれと合わせれば1日遅れで新幹線に乗車することとができます。
切符の変更も何もすることなく普通に改札を通過することができるんですね〜。
私も過去、実家に帰省している最中の最終日に風邪を引いてしまい高熱を出したことがあります。
さすがにその日は帰れず翌日に同じ切符で乗車することができました。
もちろん切符の変更も窓口での手続きもしていません。
ということで、新幹線の自由席の有効期限に関しては
新幹線の自由席の有効期限は2日間ある
ってことを覚えておくと便利ですね。というか知らないと損するかも。
ちなみに新幹線ではないほかの特急電車の自由席特急券の有効期限は当日のみなんですよ。
新幹線のみの特権ってやつですね。
新幹線の指定席券の有効期限は?
自由席券の有効期限について記載したので指定席の場合についても記載しますね。
指定席特急券の場合は指定した時刻の新幹線に乗らないと指定席車両に乗ることができないのは当然ですよね。
しかも自由席とは異なり、切符には2日間有効の文字もありません。
だから
指定席特急券を購入した場合の指定席の有効期限は指定新幹線のみ
となります。
しかし「予定が変わって該当新幹線にのれなくなってしまった」なんて場合もあるでしょう。
指定した時間より前の新幹線に乗る場合は、一度窓口に行ってみましょう。
新幹線の席に空きがあれば手数料なく変更してもらえます。
また、指定席特急券を持っていれば同日のほかの新幹線の自由席であれば乗車可能です。
ただし、特別販売されたような切符ではこのルールが適用されないことがあるので普通に窓口で購入した切符ではない場合は一度確認することをお勧めします。
「ぷらっとこだま」とか旅行会社で手配した切符などでは注意が必要です。
また、指定席券には2日間有効という記載が無いので翌日の利用はできないので注意してください。
もし事前に乗ることができない!ってなったら窓口で払い戻しや日付変更の対応をしてくださいね。
ついでですのでおまけ情報です
指定席特急券を持っていても自由席に座っていい
という話です。
指定席に座ったけど隣の人が気に入らない、数時間一緒なんて耐えられない。
そんなことありますよね。
このような場合は指定席から自由席に移っても問題は特にありません。
ただし指定席券との差額は返金されないので注意してくださいね。
まあ、混んでるときは自由席もいっぱいだから我慢するかデッキで立ってるしかなくなりますけど。
新幹線の自由席の乗り方は?どの時間でも乗れる?
新幹線の自由席に乗るために必要な切符は乗車券と特急券の2枚です
もちろん行き先まで有効な切符ですよ。
この2枚の切符を一緒に新幹線の改札の機械に入れてしまえばOK。
1枚づつ入れても大丈夫ですが2枚いっぺんに入れちゃいましょう。
2枚の切符に問題が無ければ改札を通過できるので出てきた2枚の切符を持って新幹線ホームへ。
自分が乗車する新幹線が到着するホームがわかったらその新幹線の自由席が何号車にあるのかを確認しておきましょう。
東海道新幹線の「のぞみ」であれば1号車から3号車ですね。
東京駅ではホームに上がって一番遠い車両だったりしますw。
新幹線の入り口は各車両の前と後ろの2箇所になるので入り口から列を作って待つことになります。
新幹線が到着したら乗車、空いている席に座ってしまいましょう。
「のぞみ」号の自由席は1号車〜3号車で座席数が違うとかトイレの位置がどこにあるかなどの話もありますよね。
こちらの記事にどの席が便利かを記載しているので興味ありましたらごらんください。
混んでいるとどの席を選ぶかは結構重要です。事前に作戦を練っておきましょう。
関連記事:新幹線の自由席 混雑回避の乗り方!座席ゲットのため私がする3つの方法
関連記事:新幹線の座席のおすすめは前それとも後ろ?
昔は自由席でも検札があったのですが最近は行われないようですね。
また、混雑時は自由席の通路まで人が立つほど乗車するので混雑してしまうと車内販売が来ないことがほとんどです。
そのため新幹線の自由席に乗る場合は、お弁当を用意しておくといいですよ。
新幹線自由席の混雑具合ってどんな感じ?
年末年始やゴールデンウィーク、お盆の時期など帰省ラッシュといわれる時期の新幹線はとても混雑します。
そのため指定席券は発売される一ヶ月前にあっという間に売切れてしまうんですよね。
でも帰省する人たち、旅行する人たちで自由席には長蛇の列ができます。
始発駅であれば列が長くても何本か新幹線をやり過ごすことで確実に席を確保できますが途中駅から乗車する場合はまず座れないと考えたほうがいいですね。
新幹線の自由席の通路に人があふれることになります。
自由席だけでなく出入り口付近のデッキも人でいっぱいになります。
酷いときは4号車指定席の通路にまで人があふれることも。
そんなこともあるので私は新幹線の自由席の隣の指定席車両は選ばないようにしています。
混雑してると通路、デッキに人があふれるのでトイレに行くのも大変だったりします。
そんなこともありますので小さなお子さんがいる場合は新幹線の時間が朝早くとか夜遅くても指定席を確保することをお勧めします。
自由席は座れない人のストレスで結構ぴりぴりムードな場合もあるので赤ちゃんが泣いたりすると大変なことになりそうです。
繁忙期の新幹線の自由席には小さな子供は乗せないほうがいいと思います。
関連記事:新幹線で赤ちゃんと乗るなら何号車?座席はどこ?トイレはどうする?
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関連記事:新幹線の自由席に子供は座らせて文句言われない?指定席の場合は?
新幹線の自由席の有効期限は何日?知らなきゃ損をするルールについてまとめ
- 新幹線の自由席特急券の有効期限は2日
- 新幹線の指定席券は座席が指定されてしまうので有効期限は当日のみ。
新幹線の自由席は日付が有効範囲内ならどの新幹線の自由席にも乗車することが可能。
そういった意味では便利なのですが、席が確保されないので年末年始やゴールデンウィークやお盆といった繁忙期は座席確保が難しい。
そんなメリットとデメリットを持った新幹線の自由席。
私は一人なら自由席で始発に乗車するつもりで家を出ています!