秋田の夏のお祭りといえば竿燈まつり
10メートル、重さ50kgという提灯が50個近くついた竿燈(かんとう)
それを手を使わずに肩や額、腰でバランスを保ちつつ支える竿燈の妙技
観ていて思わず「あ~」って声がでそうになりますね。
実際12メートルの竿燈を支えているんだから風なんか吹こうものなら大変なことになりませんか?
そんな秋田の竿燈まつりの日程と会場の場所、近くのホテル情報についてお伝えします。
青森ねぶた祭りとほぼ同時期に行われる秋田のお祭り、思い切って両方楽しんでみてはいかがですか?
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秋田の竿燈(かんとう)まつりの日程とアクセス
秋田の竿灯まつりは、毎年固定で8月3日~6日にかけて行われます。
8月の2日も前夜祭ということでお祭り気分は最高潮ですね。
そんな竿燈まつりの会場は新幹線の停車駅でもある秋田駅の近くで行われます。
竿燈大通りの550メートルの区間がメイン会場になります。
この竿燈まつりメイン会場と秋田駅の間に竿燈妙技会場などがありイベントを盛り上げます
竿燈祭りは「夜本番」と「昼竿燈」の2つがありもちろんメインは「夜本番」
18:15から竿燈通りの交通規制が始まり、500メートルの通りに竿燈が入場します。
その数大小合わせて250本以上!!
全ての竿燈の入場が終了したら19:25~20:35 竿燈妙技を楽しみます。
夜空に黄色く光る約50個の提灯をつけた竿燈の列。
幻想的な光景を楽しむことができます。
その後はふれあいの時間となっており近くに行って写真と撮ったり竿燈の体験なんかができます。
一方「昼竿燈」は竿燈通りは使用せず、昼竿燈会場で行われます。
昼竿燈は、竿燈妙技会が行われ、夜とは違った技を見せてくれます。
竿燈の長さは継竹の数で決まってくるのですがその妙技がコレ。
これだけ竹がしなっているのに手ではなく腰で支えています。
さすがにこれは拍手ものですね
秋田竿灯まつりスケジュール
8月3日~6日
19:25~18:35 夜竿燈 竿燈妙技
8月4日~6日
9:20~15:20 昼竿燈
竿灯まつりの有料席と無料席
秋田竿灯まつりは、竿燈大通りで行われますが、この大通りは中央分離帯があるんです。
この中央分離帯上が有料席になっています。
500メートルにわたる竿燈大通りの中央がすべて有料席ってことですね。
この中央分離帯の両側に250本にもおよぶ竿燈が並ぶのですからその光景たるや圧巻ですね。
この有料観覧席ですが、毎年ゴールデンウィークから販売されています。
2016年度は5月2日より予約販売が開始さています。
升席(6名席)は5月13日までの販売。
それ以降はS席、A席の販売になります
S席:2600円
A席:2100円
ちなみに全体の8割程度がA席になります。
A席はただの長椅子、S席はひな壇上のちょっと立派な席。
下の地図を見るとわかるのですが、大通りの東半分に中央に木が立っているのが見えます。
これ12メートルある竿燈が上まで見えにくい可能性があるんですよね。
夏は木が一番茂っている時期。この写真より見えないかもしれません。
一方西半分はこんな感じ。
中央に木がないので邪魔されずに竿燈を見れますね。
無料席は基本的には大通りの歩道上になります。
しかしながら、有料席での観覧は一度やったらいいかなぁ?って感想です。
観覧席の使用できる夜本番の演技は1時間ほど。
妙技といっても竿燈を支える場所を変えるだけ。
夜本番は無理をしないという雰囲気があります。
もちろん最終日の最後の夜本番はいいんでしょうけど。
ですので、個人的には、初めてなら、あえて有料席を購入せず、見渡しのいい西の方で見学。
それで、中央からゆっくり観てみたいと思ったら次回は有料席で、というのがオススメ。
竿燈まつりの1日が終わるのは21時30分ぐらい
戻り竿燈まで見ているとそれなりに遅くなりますが、21時30分過ぎというところでしょう。
竿灯祭りの日の宿泊、ホテル情報
秋田駅の周辺はさすがにビジネスホテルがたくさんあります。
宿泊するだけなら割とよりどりみどりかもしれません。
しかしながら、竿灯まつりの時期が近付いて来れば空きは期待できなくなるのが当たり前ですね。
基本的には週末に向けてホテルの空きもなくなるので、行くと決めたら早めにとることをお勧めします。
ちなみに
6月の時点で8月2日3日には秋田駅前には多数のホテルの空きがある状態。
中には1万円ほどのビジネスホテルも空いています。
8月2日には6000円ほどのビジネスホテルも!
2016年は平日始まりで週末に祭りが終わるという日程なので尚更週末に向けて混雑します。
新幹線最終は20時台のため竿燈まつりを見ての大きな移動はできません。
竿燈まつりの夜は臨時列車もないので普通列車のみで移動が可能です。
秋田駅からすこし移動した土崎駅での宿泊も可能です。
まとめ
秋田の竿燈まつりは秋田駅の近くで8月2日~6日の間に行われます。
「昼竿燈」もあるけどメインは「夜本番」
有料席は夜本番の時間を考えるとそれほど長くないので無理に買わなくても大丈夫
欲しくなったら次回買いましょう。
同時期に行われる青森のねぶた祭り、弘前のねぷた祭りなど大きなお祭りがあるなか意外と竿灯まつりは知名度が低め。
その為か、ホテルの埋まる速さは遅めですね。
6月の早いうちなら秋田駅近くで宿泊できそうです。
ここでオススメの観光方法を1つ。
青森のねぶた祭りもほぼ同期間に行われるのですが、青森駅周辺はホテルの空きが非常に少ない。
それに引き換え秋田駅そばにはホテルの空きを見つけることができる状態。
しかも、ねぶた祭り終了後、秋田行きの臨時列車「ねぶたばつり号」がが8月の2日と3日にだけ走っています。
その為、青森でねぶたを楽しんだ後、秋田で宿泊し、翌日は竿燈祭りを楽しむなんてことができてしまうんですね。
青森ねぶた祭りと秋田竿燈まつりと東北2大祭りを楽しんでしまおうという贅沢な旅。
やってみたいのであれば早めにホテルの予約を!!
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