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iphone12の防水機能はどこまで?お風呂で使っても大丈夫?

iphone12/12Pro/12ProMaxで防水機能はどうなったのか気になりますよね?お風呂で使いたいと言う人も多いかと思います。

iphoneXSやiphone11では防水機能としては最高のIPx8に対応し水に濡れても、水洗いしても大丈夫という性能を手に入れました。(あくまで保証外ですが)

しかし同時に発売されたiphoneXRの防水性能はIPx7止まり。

まだまだ性能アップの余地がありました。

そして2020年、その後継機であるiphone12では防水機能はどこまで大丈夫なのかお風呂で使っていいのかを確認してみました。

iphone12を水没させて壊す前にこの記事を読んでおきましょう。

結論からまとめておくとiphone12で防水機能は以下のようになります

  • iphone12シリーズはすべてIP68の性能を持った!(あくまで耐水)
  • iphone12シリーズはお風呂やプールは耐水の対象外
  • 水中に入れるなら防水ケースが必須

詳細に関しては下記の中で詳細に説明していきます。

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iphone12の防水機能はどこまで大丈夫?

2020年に発売されたiphone12シリーズにはiphone12mini、iphone12、iphone12Pro、iphone12ProMaxの4種類があります。

前機種のiphoneXSはIP68、iphoneXRの防水機能はIP67相当と記載されていました。

そのためiphoneXSは水洗いも可能なレベルでしたがiphoneXRはまだまだ水には注意するレベル。

ではiphone12ではこの防水機能はより強化されたのか期待していました。

そしてiphone12の詳細スペックが発表されたのでアップルのホームページで確認してみました。

特にiphone12の全4機種の防水性能はどうなっているのか??

もしiphone12miniが防水性能が違うとかだと困りますよね。

IP68より性能が上がっている可能性もあります。

防沫性能、耐水性能、防塵性能 

>>>IEC規格60529にもとづくIP68等級

iPhone 12は防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えており、実験室の管理された条件下でのテストにより、IEC規格60529にもとづくIP68等級に適合しています(最大水深2メートルで最大30分間)。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。iPhoneが濡れている場合は充電しないでください。クリーニングと乾燥の方法についてはユーザガイドをご覧ください。液体による損傷は保証の対象になりません。

https://www.apple.com/jp/iphone-12/specs/

と記載されています。

もちろんiphone12proもIP68相当なので十分な防水機能をもっています。

では一度IP68という防水機能について確認しておきましょう。

IP68の6は防塵性能、8は耐水性能を示しています。

IPx8相当の防水機能は以下のように国際的にIEC規格として規定されています。

IPx8は水中形で

「継続的に水没しても内部に浸水しない」

という規定になります。

そのためIPx8と書かれていれば水の中でも安心して使えそうな気がしますね。

下記の図に防塵、防水について纏められた表を貼っておきますね。

引用:http://www.avccorp-jpn.co.jp/technicalguide/pdf/IP_2014.pdf

でもアップルが仕様として記載している通りiphone12の耐水レベルのIPx8。

水にかかる、一瞬水の中に落としてすぐに拾う。

雨の中で使用しても短時間なら大丈夫。

そんな生活防水というレベルになるんです。

砂やほこりなどに対する防塵機能としては最高レベルなんですけどねぇ。

また、アップルは上で引用したように注意書きに

「永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります」

と書いています。

これはとても重要な一文です。

これは部品の間に耐水のため挟まれているゴムの部品は経年劣化するため永久に保証しないということを意味しています。

どうしてもゴムは時間と共に劣化してしまうのでこの耐水性能もいつまでも使えるというわけではないんです。

また、iphoneのSIMカードトレイ部分にもゴムパーツが付いています。(iphone6などの防水機能の無いiphoneにはゴムが付いていなかった。)

もしSIMカードの乗せ換え時にこのゴムパーツ部分にゴミが挟まり隙間があったとしたら。

少しの隙間なら浸透圧の差で水が浸入することないかもしれませんが危険な状態だともいえます。

iphone12の防水機能はお風呂で使用可能なの?

上で説明したようにiphone12の耐水性能はIPx8となるので水中での使用も短時間なら可能です。

でもお風呂で使っても「濡らさなければいいんじゃないの?」という話ではないんです。

有名なYoutuberの皆さんがこぞってiphone12を水没させた動画を投稿しています。

みなさん短時間では「問題無し」って結論になっています。(もちろん自己責任ですけどね。)

またお風呂で使わない方がいい理由としてはもう1つ。

お風呂の水は水ではなくお湯だからです。

IPx8の性能はあくまで真水を対象としたものです。

お風呂のようにお湯では試験されていません。

また湯気や蒸気のような気体まで防げるといった保証もありません。

現在の規格はあくまで常温の水での確認結果なんです。

だからもうお湯で使うこと自体、IPx8であろうと関係なく保証対象外になってしまうということなんです。

精密機械は熱にも水にも弱いです。

じゃあ海やプールであれば大丈夫でなのか?って話になりますが

  • 海は塩水
  • プールは塩素水

普通の真水ではないんですね。普通の水とは浸透圧が違うため規格に沿っていない使い方となるんです。

ですから純粋に水ではないのでやっぱり保証できないということになります。

さらに極め付けは

アップルもドコモもauもソフトバンクも

水没により故障した場合は無料保証の対象外になるということ!

なんです。(保証を付けていれば有償で交換してくれますが)

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防水だからといってお風呂やプールに持ち込んでいると思わぬことで故障してしまうかもしれません。

だからスマホはそのままの状態では水につけるということは決してオススメできるものではないとなります。

最近のiphoneは高額ですからね。

10数万円もしますしデータも保証されないし故障は痛いです。

また上の章でも説明しましたがゴムの経年劣化や隙間があった場合。

みただけではわからないところから水没し故障。

そうなってからはどうしようもないですからね。

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iphone12は水中で使えないのか?

じゃあiphone12では使えないのかというと必ずしもそんなことはありません。専用の防水ケースを購入することをオススメします。

それでもケースは水没故障を保証してくれるわけではありません。

使用方法が間違っていたり劣化によって水が漏れてしまうかもしれません。

しかしながら一定の耐水性能のあるiphone12と防水性能をうたい文句とするケースとの組み合わせを使用すれば少しは安心できるかも。

それに専用のケースであれば写真を撮影するときも画質の低下も少なくなるように設計されていますからね。

少し値段はかかりますが安心感をお金をだしてプラスするという感覚でいかがでしょうか?

iphone12に使用する防水ケースの選び方

じゃあIP68のiphone12だけど水の中やプール、ディズニーの夏イベントでの撮影を安心してするために
防水ケースを購入したいと考える人も多いですよね。

そこで困るのが

防水ケースってどれを選んだらいいの?

値段も安いものから高いものまであるけど何が違うの?

ということ。

実際iphoneの防水ケースを調べてみると

ソフトビニール製の防水ケースとiphone7専用の防水ケースがあります。

値段も安いものから高いものまで。

どちらのタイプを選ぶかは用途によって変わってきます。

ソフトケースを利用するメリットデメリット

ソフトケースを利用するシーンとしては

一時的に防水機能が必要になる場所で使用する場合

となります。

たとえば、お風呂、プール、海、川で使用する場合ですね。

もしくは釣りのように水の近くでいつ落としても安心のために使用することも考えられますね。

ソフトケースのメリットは

  • 価格が安い
  • 取り扱いが簡単
  • iphoneの機種を変えても使用可能
  • 経年劣化が少ない

などがあります。

ソフトケースはハードケースに比べて価格が安いので購入しやすいという面が大きいですね。

構造が単純なのでコストが下げやすいというのもあります。

袋にiphoneを入れてビニール上部をしっかり締めるだけなので取り扱いも簡単。

またいってしまえばただの袋なのでiphoneの機種を変更しても使用可能だということ。

iphoneを買い換えてのサイズが大きくなっても、アンドロイドに変えても使用できますね。

構造が簡単でパッキンなどのゴムの劣化を気にしなくていいため長年使用可能というのがあります。

また、ケース自体にストラップがついているものが多く首からかけて使うことが可能。

海や川で落としたり流される心配が少なくなるのがいいですね。

スマホを入れてもケース自体が水に浮くものもあるので水中にもぐることがなければ選択するのもありかもしれません。

逆にデメリットは

  • 大きい
  • 普段からケースに入れておくと使いにくい
  • 写真の画質が下がる
  • タッチパネルが効きにくくなる

やはり袋状になっているのでスマホ本体よりかなり大きくなるのがつらいですね。

普段からいれたまま使用しようにも本体は持ちにくいし、タッチパネルは効きづらくなるし。

写真を撮るにもビニール越しになるのでどうしても写真の画質にも影響してしまいます。

ハードケースを利用するメリットデメリット

ハードケースはスマホのケースもかねた設計になっています。

常に防水機能を必要とする場合

という人におすすめするケースです。

通常のケースとして使用できるように薄く造られています。

それでもまあ多少なりとも大きくなりがちですけど。

ハードケースなので普段から落下や砂、塵、水など色々なものから防ぐことができます。

また、自転車などのナビとして使用する場合も雨の影響を受けないようにできますね。

ハードケースのメリットをまとめると以下のようになります

  • 普段からつけておける多きさ
  • 落下や水に対する安心感
  • ケースのまま操作可能(指紋認証も可能)
  • 写真画質が落ちないよう工夫されている。

普段から使用できるサイズなので防水ケースをつけたままでも使用できる。

商品によっては指紋認証にも対応している。

防水機能だけではなく落下などの衝撃にも強くなるので常に安心したい人に向けのケース。

また専用ケースなのでレンズ付近の透明度も考えられており画質の劣化が最小限。

水中写真を撮るならこの画質に対する部分は重要ですね。

逆にデメリットは

  • 取り付け取り外しが大変
  • 隙間のゴムパッキンは経年劣化する
  • iphoneの熱が気になる
  • 値段が高め
  • 本体を変えると使えなくなる

ケースが薄くしっかり取り付けする必要があるので取り付け取り外しが大変。

ケースのパーツの境目にはパッキンがついているがゴムは経年劣化するので注意が必要。

またiphone自体を密封するので熱を持ちやすくなりますね。

気温の高い日に外でiphoneを操作しているときにやけに暑いなと思ったことありませんか?

あの状態でケースに密封してしまうのでかなりの熱が内部にこもりiphone自体にも影響でそうです。

防水ケースとはいえ、炎天下のもと動画の撮影のようなiphoneに負荷をかけるのは辞めたほうがよさそうです。

そして何より値段が高い、本体専用ケースなので機種変更で無駄になる可能性がある。

この2つが大きいですね。

信頼の置けるケースはそれだけで1万円前後しますからね。

安いケースだと隙間の対策が適当なので長く使うには怖いには怖いですね。

あとはスマホケースなのでストラップが付けられないものが多いのです。

そのため川や海で使用しているときに手を滑らせて沈んでしまったり、流れが激しいときは流されてしまったりする可能性があります。

そうなるとさすがにお手あげなのでケースにストラップ付けられるものが安心です。

iphone12の防水機能のまとめ

  • IPx7の防水は生活防水であり水中で利用することは想定されていないということ。

過去のiphone発売後には水没させて故障したいう話もよく聞きます。

どんな製品でも100%完璧ということはないですから製品のバラつきから耐水性能が弱い個体を購入してしまうこともあります。

これは十分理解してください。

その上でも水に濡れても大丈夫なところで利用するならケースの利用を検討してくださいね。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。